内側から変えていくアプローチと

外側から働きかける。

 

つまり方法論、

ハウツーで、

周りの環境や状況を改善していく。

 

色々な道がありますが、

根本的には、外側に働きかけるよりも

 

自分の心の位置がすべてなのかなと

思います。

 

子供の頃に読んだ絵本のお話です。

 

ところどころ、うろ覚えですが、

おおよそ、このような内容でした。

 

大きくて真っ白で、

とても、心優しい象がおりました。

 

その象には、それはそれは立派な牙が備わり

光り輝くような美しさでした。

 

それに目をつけた邪な男が、象牙欲しさに

白象に近づいて言いました。

 

「家族が病気になって薬を買いたいのだけど

わしにはお金がない。

白象よ、どうかその牙を分けてもらえないだろうか

その牙を売れば、家族全員が助かるのだ」

 

心が真っ白で、ピュアな白象は、

「家族が助かるのなら、私は良いですよ。

牙を差し上げましょう。

どうぞ、お取りください」と言って、

 

男の前に前足をひざまずいて、

牙を差し出しました。

 

男は、しめしめと思いながら、

その牙を刃物で切り、

持ち帰りました。

 

次の日、再度、男が白象の前に現れ、

こう言いました。

「一本では家族みんなの薬は買えなかった。

もう片方の牙もくれないか」

 

心が真っ白でピュアな白象は、

「家族が助かるのなら、私は良いですよ。

もう片方も差し上げましょう。

どうぞ、お取りください」と言って、

 

男の前に前足をひざまずいて、

牙を差し出しました。

 

男は、よしよしと思いながら

牙に触った瞬間、

 

稲妻が走り、男を突き刺すように

雷が落ちました。

 

雷の直撃を受けながら男は、

雷によって割れた大地へと

地中深く沈んでいきました。

 

男がいなくなったと同時に、

白象の前に美しい菩薩さまが現れました。

 

菩薩は、白象を愛おしく優しく抱きながら

天界へと一緒に昇っていかれました。

 

 

 

この白象こそ、お釈迦様の前世と

言われています。

 

 

小さいころ、この絵本を読んで、

あまりの純粋さと素直な白象が愛おしくて

心打たれたのですが、

 

このお話は、決して

他人を優先して、

自己犠牲をおすすめしているのではありません。

 

自分の心が、

本当に真っ白で純粋で清らかであれば

害するような者が近づいてきても、

突然、消え去ります。

必ず、守ってくださる。

 

そんなお話だと理解しています。

 

真っ白で純粋なものを汚すことなど

できないのです。

 

それは、功徳を積み重ねた、

聖人君子のお釈迦さまだからできることでは…。

この現実世界ではね…と感じるかもしれません。

 

だからこそ、

両輪でやっていけばいいと思うのです。

 

つづく