こんにちは。
名古屋市西区の親子カフェ『cafemini』の
笹岡ありです。
タイトルの『潜在意識と顕在意識』とは??
※潜在意識
意識出来ない(していない)部分。
自覚される事なく、行動や考え方に影響を与える意識。
心の奥深い層に潜んだ意識。
※顕在意識
意識出来る部分。
潜在意識とは逆に、心中に明瞭に自覚されている意識。
頭の中に浮かんでくる。
この二つの意識が、
どのように育児に関わってくるのかをお話します。
まず、顕在意識というものは、
小学校高学年頃から形成され始めます
それまでは、潜在意識むき出しで、行動をしたり、考えたりします
そして、顕在意識が形成されるまでに受けた影響は
大人になってからも影響を及ぼしてしまいます
例①
普段から子どもに注意ばかりしている親が
病気の時だけ優しい。
⇒子どもの潜在意識に
『病気になるといいことがある』とインプットされます。
すると、大人になって病弱になる可能性が出てきます
これは、潜在意識の中に
『病弱な方が得をする』という情報が入っているためです。
例②
子どもの言葉に耳を傾けず、常に、
「あっちにいって静かにしてなさい!」
「おとなしく言うことを聞きなさい!」などの言葉掛けをする。
⇒子どもの潜在意識に
『静かにする事、おとなしくする事が良い事』
『目立つと怒られる』とインプットされます。
すると、自発的な行動が出来にくくなり、
指示待ちになってしまう可能性が出てきます
これは、潜在意識の中に
『親の言うとおりにしないと…』
『目立たないようにしないと…』という情報が入っているためです。
このように、
子どもの頃に潜在意識に傷を与えると、
将来トラウマになって出てきてしまいます
そうならない為にも、
顕在意識が形成され始める前の時期を特に大切にし、
子どもの言葉に耳を傾けること、
そして一人の人として尊重して接していくことをオススメします