荒んだ人間に戻った弱者の俺はある日俺の人生を大きく変える出来事が起きた。ある真夜中俺はバイクに乗っていつものように遊びに出掛ける途中車一台も走っていない暗い赤信号に止まった。すると目の前に小学生の頃死んだはずの若い頃のままの親父が目の前にたっていた、その顔はライトに照らし出され鬼のような形相で俺を睨みつけていた。怖くなった俺は親父をすり抜け逃げるようにアクセルを回した。それから俺はそのまま右カーブを曲がりきれずガードレールに突っ込んで意識を失った。