桜が綺麗ですね（＾ω＾）
毎朝のジョギングで通る公園の桜もまさに満開。たくさんの方がお花見を楽しまれてる中をパタパタと走り抜けるのは、それはそれでオツなもんです笑
時には、
さて、今月はいつもに比べて少し時間があるからか、最近なんだかいろいろなことを考えています。仕事のこと、自分の人生のことや家族のこと。たとえば「いま自分が気持ちの向くままにやるとしたら、何を一番やりたいのか」というようなことなど。
ぱちんとはまるような答えはなかなか出ないのですが、なんとなくの「いまの自分」というものが見えてきて、４０代を前にスタートをきっておきたいチャレンジや新しく身につけておきたい習慣をいくつか見つけることができました。
ということで、ここからは少し長い話になりますので、お忙しい方は明日あらためて読んでください笑
今まで僕は、「これは俳優の仕事にも役立つ」とか、「これは仕事にこういう形で活かせる」という理由を欲しがる傾向が強く、何かにつけて自分の中で「まず自分を納得させてから」始めることが多かったのですが、それってぜんぜん純粋じゃないなというところにね、ふいに立ち返ったんですよ笑
そしてこのことが最近、結構いろいろな生活スタイルを変えるきっかけになったんです。ツイッターやインスタグラムで僕のことをフォローしてくださっている方々は「このところやたらと絵を描いてるな」と思われたと思うんですけど、これなんかもその変化のひとつ。
僕は子供の頃から絵が大好きで、高校時代には画家の先生に師事してがっちり勉強もしていましたし、京都で芸大生だった頃はファッションデザインを専攻していたものの、鉛筆デッサンをはじめ日常的に何かしら絵を描いていました。なんだかんだで「好き」なんですよね、ずっと。 でも、いつの頃からか「絵を描くことが俳優の仕事に何かつながるのか？」みたいなことを変に考えるようになってあまり描かなくなってしまって、近年では年に一度のバースデーイベント内でのチャリティ販売で出品させていただく分の作品だけを描いていたような状態だったんですよね。
ちなみに高校時代に描いたデッサンは、
１７歳の少年が何ゆえこんなに寂しい感じのモチーフを選んだのかは謎ですが笑、ほんとに夢中で取り組んでいました（＾ω＾）
そしてつい先日、九州沖縄のＮＨＫで放送されている『アサタビ！』という旅番組の撮影で、沖縄県うるま市の浜比嘉島という島に行った時、そこで塩作りをされている高江洲さんという職人さんといろいろなお話しをさせていただいたんです。
そうしたら、「天候が良くないと作れない製法で塩を作ってるから、悪天候な日が続くと陶芸ばっかりうまくなる」というようなことを話されていて、僕はカメラが回ってない時間にこっそりと釜を見たり出来上がったばかりの作品を見せていただいたりとしていたんですけど、どれも高江洲さんの人柄が出てて本当に素敵な作品ばかりだったんです。
この方は「仕事」で塩を作りながら「趣味」で陶芸をされてるんですけど、今やその陶芸作品が売店の半分を占めているくらいの腕になっていて、なんかその仕事も趣味も、そもそもそこに垣根がないライフスタイルってとても素敵だなぁって。そこにあるのは「好き」とか「楽しい」という感情のみで、それはとても純粋な意欲だよなぁと感じ入りながら東京に帰って来ました。そしてその数日後、ふと…絵を描きたくなったんですよ。 そこで思い至ったんです。「そうか、時間が自由に使える時は好きなことを、だから僕の場合は絵を描けばいいのか」って。
僕はもともと多趣味なので、時間があろうとなかろうと常になにかしらに打ち込んでるほうなのですが、それでも「ボルダリングはジムで身体を作る代わりに…」とか、「バスケは１ON１のディフェンディングチャンピオンだし仕事に繋がってるし…」とかね、どうでもいいような大義名分を自分に対して作っちゃうんですよね笑。でも、それはちがうよなというところに気がつけたというか、
－もう大人なんだし、もう少し自分の心に正直に生きよう－
と思えるようになったんですよね。
なので、これからはもっと柔軟に構えて日常的に絵を描いて行きたいと思っています。まぁ、一応は「趣味」で笑。 でもね、せっかくこの歳になってから再開するわけだから何か目標があったほうがいいなとは思っていて。なので表題の◯◯は、実は「個展」。『ROAD TO 個展』なんです。
もちろん今の段階ではいつ開催できるのかもわからないですが、今まで描いてはチャリティで出品したり、お世話になった方にお贈りしたりとしていてほとんど手元に残せていない僕の絵を、ひとまず「描きためて行きたいな」というふうに気持ちが切り変わったこと自体が、これまでの僕からしたらとても大きな変化なんですよ。なので、今はじめる刺激的な挑戦のひとつとして『ROAD TO 個展』、これはとても楽しみな目標なんです。
最近描いている絵は先ほどの鉛筆デッサンとはまた作風がちがって、立体の概念なんかもあまりまじめに意識しないというか、もっと奔放な空想画として描いています。大きな特徴は『普通のボールペンで描いてる』というところでしょうか。「今すぐ誰にでも真似できる形で描く」というのが自然体でいいなぁと考えて、意識してこういうスタイルをとっています。
いくつか紹介しますと、
これからじっくりと描きためて、何作品くらいあると個展が開けるのかとか、その辺りも全部これからの勉強なんですが笑、とにかくまずは目標を定めたくてブログに書かせていただきました。
長々とお付き合い、本当にありがとうございます。個展開催がかなったその時には盛大に告知させていただきますので、その時はどうかよろしくお願いいたします。
インスタ、ツイッターにはちょこちょこアップしようと思っていますので、そちらのフォローもよろしくお願いしまーす(￣▽￣)
では！