2019年のチャリT原画を見に行った日のことは何度かブログに書いてきたのですが、また書きます。

あの日私が見た“ファンの姿”。
あの時のおばあさんは今もお元気だろうか、あの男の子はジャニーズの現状をどう感じているだろうか…など、今もたまに思い出すのです、、、




私はあの日諸用がありすぐに日テレには行けなかったのでとりあえず近場のイオンへ行きました。
既に色サイズがそれぞれ品切れのものがある状態。友達にネットショッピングの状況を教えていただいていたので後々手に入れることは出来るだろうと次は原画を見に日テレに向かいました。

とにかく原画を見たい。

その一心で急いでいろんなことを済ませて汐留に向かうも、その時は既に日テレのグッズも品切れが出ている情報が入ってきていて、これは本当に原画のためだけに並ぶ感じだなって気合いを入れたところで見えてきた行列はまさかの屋外。

あの日は雨が横なぶりで気温も低く、いくらゆりかもめのレール下だとはいえ5列くらい?並んでいる列の両端は傘をささないとならない状況でした。

19時までの展示なので4時間待ちならば15時には並ばないとならない中、私が着いたのは15時30分くらい。1列くらい進んだ頃締め切られたので本当にギリギリでした。

そしてとにかく寒かった。

私の前の人は季節柄素足にサンダルでした。
二人連れの人達は片方が温かいお茶を買いに行ったりして暖を取っていました。
青いものを身につけている人。
智くんのDIESELのシャツを着ている人。
水溜まりがあるよって知らない後ろの人に声をかけながら列の歩を進める姿。
90歳近いだろうおばあちゃんもいた。
最後になるかもしれないもんね、わかるよ。
明日風邪をひいて肺炎になろうとも見たい気持ちすごくわかるよ。
傘がぶつかる。
だって係の人が「一歩前に詰めてください」って言うから。
そこは私たちファンだけのための場所じゃない一般の方も通る場所だから。
みんな静かに前後左右の人の傘から落ちる雨の雫がたとえ自分にかかろうともちゃんと整列する。
小さい子もいた。お母さんに連れてこられたのかな?飽きちゃわないの?えらいなぁ静かに並んでいて…そこでふと気づく。
彼の身につけているものの青率の高さに。
ああ、君が智くんのファンなんだね。
小さい頃の知念くんが頭をよぎりました。
智くんの歌のファンなのかな?
それとも絵のファン?

近くの人達の会話は聞こえてくるのに
何故かしんとしているような錯覚を覚えるくらいファンのマナーはとてもよかったと思います。
私が並び始めた頃はもうほとんどの人がグッズの品切れ、Tシャツの品切れのことは分かっていたと思うんです。
それでも寒い雨の中並んでいる大半の方はきっと智くんの原画が目当てだったと思うんです。
その日1日だけの公開だったから。

もちろん5人の24時間テレビパネルと一緒に写真を撮りたい他担さんもいらっしゃったと思います。

結局、グッズもTシャツも品切ればかりでしたが、グッズ列が終わるとパネルと原画で列が分かれ、私の辺りはもう時間的にどちらかしか選べなかったのでパネルは列から身を乗り出して撮っといて、迷わず原画に並びました。
でもまだ後ろに並ぶ人達のためにも見ていることができる時間はほんの数秒。横に立つスタッフが柔らかい言葉で促してきます。

雨の中、遠くから来た方もいらっしゃったでしょう。
なのにほんの数秒に文句が出ることもなく静かに智くんの原画を味わうファンの子たち。

鉛筆の跡や、智くんの小指側の腹で紙を押さえていたっぽい黒ずみが見えました。

1ヶ月の重みが滲み出ていました。

無理して行ってよかった。


でも実は原画を見る前から行ってよかったと思っていて。並んでいた時に傘を深くして涙してました。

とかく色々と言われがちな我ら智担。
一部の人達のこととは分かってはいても、自分も同じ智担としてひどい言葉を言われているような気になってくることはあるあるだと思います。一括りにされて批判されているような気分っていうのかな・・・

でも。

私があの日見た多くの智担たちはルールを守り迷惑をかけずただただ智くんのことを好きな人達だったと思います。

本来みんなそうなんだと思うのです。
ただただ、智くんを好きなだけなんだよね。

そのことが私自身の重い気持ちを取り払ってくれたし、このみんなの想いが智くんに届くといいなって思いました。


笑顔で描いていたかな。
本当に描けるようになってよかった。


𓆛𓆜𓆝𓆞𓆟

今も思う存分に毎日を絵で埋めつくしているのかな(*^^*)


そして今。
私がやっぱりたどり着く想いは、どうしたって智くんが好きだということ。

何も変わらない。