テレビ、新聞、雑誌の内容がまっとうになってきました。
といっても、相変わらずひどい記事もありますが。
むしろ、最近外国メディアの過剰報道が私は気になります。
日本全体の風評被害が甚大になりつつあるからです。
原発に大きな変化はありません。
前回も書いたように、原発の問題は「冷却」と「汚染水流出」のバランスです。
汚染水のバケツリレーは続けるのは無理だろう。汚染水は漏れつづける。
しかし、冷却を止めると溶融が再開し、放射能漏れが激しくなる。
おそらく数週間から数ヶ月に渡って、微妙な状況が続きます。
大事なことは変わっていません。
どちらに向かっても、周辺環境に中期的影響を与え続け、
どちらに向かっても、東京から避難にはならない。
でも、一日一回地元の放射線量をネットでチェックしよう。
の３つです。
いま、若干期待を持って見ているのが、メガフロートの曳航です。
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/disaster/2793739/7024950
静岡から福島に向かうことになった、巨大釣り堀が、きちんと機能すれば
１万トンの汚染水を一時的にためることができます。
バケツリレーには変わりありませんが、巨大なバケツは時間稼ぎに大いに役立つかもしれません。
南淡路のメガフロートは遠すぎるのでしょうか？議論されていませんね。
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