ベトナム・サパでの観光を終えてその足でハノイへと戻る。
LAO CAI STATION(ラオカイ駅)
夜行列車のチケットを購入。190,000ドン(約1083円)。
ラオカイ駅は新駅舎を建設中で、この古い小さな駅舎ももうすぐ見納めとなってしまう。
午後9時そろそろ出発だ。
この日は、日曜日ということもあって乗客は多かった。チケットには指定の席が記載されているものの、ラオカイに来たときと同様に、他の乗客の様子をうかがいながら誰もここに来ない事を確認して、好きな席に着いた。
そして列車は出発し、1時間ほどして就寝した。
ところが、真夜中の12時半に扉を強く叩く音に乗客みんな起こされた。どこかの駅に停車している様子。乗客の一人がそれに気がつき扉を開くと、なだれ込むようにして大勢の人が乗り込んできた。車内の静寂を破り、まるで津波のように押し寄せてきた彼ら。予想していなかった深夜の途中駅でのさらなる乗車。彼らが席に着くとほぼ満席となった。もちろん適当な席に座っていた僕は「ディス・イズ・マイ・シート」と跳ね除けられ、遠くの空席に避難した。それにしても、寝起き直後の大騒音と迫ってくる恐怖というか、同じ車両にいたドイツ人はドイツ語で大声で怒っていたし、全く他の乗客を気にかけない態度には驚いた。
翌朝、列車はハノイ駅に到着。
ここからさらに列車を乗り継いで、ベトナム中部の町HUE(フエ)へと向かおうと思った。しかし、夜行列車の料金があまりにも高かった。一番安い座席で約550,000ドン(約3200円)。そこで近くの旅行代理店に行き、夜行バスの値段を聞いてみることにした。たまたま飛び込んだのがベトナムでも有名なSIHN CAFE TOURIST(シン・カフェ・ツーリスト)。最近では偽物のシンカフェも出てきていると聞いていたので、このオフィスが本物かどうか定かではないがとりあえず値段を聞いてみることにした。フエまでのバスは、436,000ドン(約2500円)だった。値段のメモを取っていると、「なんでメモしてるの?」と聞かれ、「今決めてくれたら400,000ドンでいいよ。」と誘われたのでここに決めた。列車に比べたらかなり安い値段となった。
夕方6時出発のバスなので、あと10時間ほどある。すでに1週間過ごしたハノイだがぶらぶらしてみた。
まず向かったのは、LITERATURE TEMPLE(文廟)。
市街にあるわりには、大きめの敷地にいくつもの建物と石版が残されている。多くの日本人観光客もいて、みんな現地のガイドをつけて回っている様子。聞き耳を立てて、日本語ガイドの人の話を聞くもいまいちよくわからず笑。
腹ごしらえにちょっとしたおやつのお店に入った。
春巻きやドーナツなどの揚げ物を売っていてその場で食べられる。右のスープに見えるのは揚げ物につける甘いソース。そして盛りだくさんのミントとバジルの葉っぱもついてきた。どうやって食べたらいいかわからないがとりあえず葉っぱもむしゃむしゃ食べた。隣の席で食べていた家族が、葉っぱをほとんど残していたが、スタッフはその葉っぱを捨てるのではなく、再びかごの中に戻していた。食べ残し(というと言葉が悪いが、)も再び他のお客さんに提供されるようだ。僕が今食べている葉っぱも誰かが箸でつついていたかもしれない。。笑
路面店で早めの夕食。
35,000ドン(約200円)名前はよくわからなかったが、チャーハンの上にタレに絡めた巨大な鶏肉と目玉焼きが乗ったこの料理。ボリューム満点でうまかった。隣にたまたま座った白人男性が声をかけてきた。「どこから来たの?」「日本だよ」「me, too」と。日本在住のニュージーランドの方らしい。しばらくすると日本人の奥さんも現れた。石川県でお二人とも英語の教師をしているんだとか。日本語も堪能のようだ。そういえば日本はお盆休みだな~しみじみしてしまった。
ハノイ市内に何軒もあるCONG CAPHE(コン・カフェ)で時間をつぶす。
そして夜行バスの時間。スリーパーバスの座席はまるでベッドのようになっていて寝心地はよかった。ちょっと窮屈なつくりだが、自分の席に着くとなかなか落ち着く。
このバスにもお盆休みの日本人がちらほらと乗っていた。
8月10日
早朝HUE(フエ)に到着した。かなりへんぴな場所で乗客は降ろされた。おそらくタクシー会社とのコネがあり、ここからタクシーに乗って町まで行くしかない、という手立てだろう。だがそんなワナには引っかかりません。幸いにもバスの車内のWIFIがあったので自分の現在地を確認したら、市街までたったの2kmと徒歩圏内。しつこく誘ってくるタクシーを跳ね除けて歩いて街へと向かった。そしてついた安宿街。
宿は予約していなかったのでふらふら歩いていると、安い宿あるよーって声かけてくる。聞いてみると1泊4ドルでドミトリー。部屋を見せてもらって悪くなかったのでここに決めた。SUNNY HOTEL BINH DUONG(サニー・ホテル・ビン・ドン)。日本人が多く泊まるらしく、ロビーには日本語で書かれた手作りの地図があった。おそらく日本人が作ったものと思われる。これを参考においしい料理を見つけたい。事前にフエについて調べた情報では料理がおいしい町と聞いていたので期待大である。さっそくその地図にに乗っていたベトナムあんみつのお店に行ってみた。
蓮の実のあんみつ8,000ドン(約45円)。安いそして冷たい。昼間はかなり暑くなるこの時期のベトナムには欠かせないローカルデザートである。
一度宿に戻ると同じ部屋に日本人の旅人が来ていた。名前はナベさん。HO CHI MINH(ホーチミン)から北上してDA NANG(ダ・ナン)から列車でHUE(フエ)まで来たようだ。ひとます一緒にごはんに行った。ごはんと好きなおかずを選べるCOM(コム)。フエのビールHUDAと共に。あわせて65,000ドン(約370円)。
そしてかなり暑い日中には動きたくないね、と河原で2人でビールを飲みながら旅の話を交換。
日も落ち始めてきたのでそろそろ動く事に。フエは川を境に南の新市街と北の旧市街に別れている。旧市街には、昔の王宮が残されていてフエで有名な観光スポットになっている。これがその入り口。
入り口から入りお堀沿いにぐるっと歩いてみた。
この王宮内も見学できるが、入場料150,000ドン(約860円)と高い。しかも残り30分で閉館だったのであきらめらた。
旧市街をぶらぶら歩いていると、地元のおっちゃんたちが話しかけて来た。一緒に飲もうというので、飲みの大好きなナベさんと共に輪に混ぜてもらった。ここでもやはりHUDAビール。ベトナムスタイルはグラスに氷を入れて飲む。HUDA(瓶)10,000ドン(約57円)。余談だがベトナム出は缶ビールのほうが量が少なくて値段が高い。缶ビール330mlが12,000ドンに対して、瓶ビール450mlが10,000ドン。勝手な憶測だが、缶の原料のアルミが高いのではと思ったりした。
王宮のお堀で夕焼け。
明日はバイクを借りてフエ周辺にある遺跡めぐりに行く。























