病院忘年会 | 或る 下咽頭がん 患者の日常・闘病記

或る 下咽頭がん 患者の日常・闘病記

 元々は脳神経外科医師です。
 2019年暮れに 下咽頭がん が発覚しました。stage Ⅳb で手術適応は無く、抗がん剤・放射線治療を受け 2020年春に退院しました。
2023/3/6~6/9  に ”闘病” のテーマで 入院中の記録を併記しました。      

2023/12/22(金)

 50年勤務した病院の忘年会に招待され、参加した。招待とはいえ、手ぶらとはいかないので、予め包んで届けはしたが。忘年会の開催はなんと 2019年以来となるようだ。

 天気が大荒れとの予報がでていた。夕方からのタクシーの予約は最近はできない。午後5時に電話、タクシーに断れられたら、参加を断念 というつもりだった。歩けない距離ではないが、吹雪の中を行くほどのことでもない。

 ところが、天気の悪化はなかった。ただ、タクシーはいつ配車できるか確約できずとのことだった。思い切って、自分の車を使うことにした。幸い、アルコールは主治医の許可が降りないので、発病いらい全く飲んではいない。こういうときには、選択肢が広がって便利である。

 会場であるアートホテル の 立体駐車場では、私の車の横幅が広すぎるということで、提携している近くの一般駐車場を教えられた。今の車はスカイラインなので、昔のシーマでもあるまいしちょっと納得がいかなかったが、、、

 忘年会は 600人強 の参加者でそれは盛大だった。院長・事務部長が札幌まで、大学への挨拶まわりに行ったとのこと。途中の岩見沢近辺が猛吹雪ということで、帰りの電車が止まってしまい、大幅に遅れて到着した.。まあ、それにもかかわらずちゃんと予定通り開宴・進行するのが、この病院の良いところである。

 酒を飲まずに、アルコールの席にいるのは本当は少し辛かった。もともと大酒飲みの部類だったから、なおさらである。院長のところに職員が酔って挨拶に来る。私は隣の席だが、若い職員は当然知らない。何者だ  思っていることだろう。まあ、これも招待された 名誉院長の役目なのだろう。こういう席に参加できるだけでも、幸せだと思わなければ、、、

 ある医師から、医大の教授選の話を聞いた。私の主治医に関するおめでたい話なのだが、逆に少し巡り巡って、微妙なところもある。面倒なものだ。

  ただ、次回の受診のさいには、心からのお祝いを述べようと思う。日赤病院との今後の良い関係もお願いしてみよう。

 2時間くらい経って、抽選会が喧騒の中で始まったのを機会に、帰らせてもらった。この時間になると、眠くなってしまう。夜間の車の運転も気になった。

 帰宅後、疲れてしまって、風呂にも入らずに、寝てしまった。

 日中、久しぶりの ゴルフの練習に行った。頑張って 営業しているが、私のいた 1時間には誰も他のお客は来なかった。降雪がなければ明日も行ってみよう。