青森山田高の柴崎選手、J1鹿島と契約
「W杯優勝が夢」
2011年1月20日0時42分
高校サッカー界の注目選手で17歳以下の日本代表も務めた青森山田高の柴崎岳選手(18)が19日、J1鹿島アントラーズと正式契約を交わし、青森市の同高で会見した。柴崎選手は「プロ1年目から活躍したい。ワールドカップで優勝することが夢」と目標を語った。
柴崎選手は昨年1月、鹿島入団が内定していた。この日、正式契約を交わした鹿島の椎本邦一スカウト部長は「長短のパスの精度、ゲームをつくる能力、視野の広さ。実力者が多いプラチナ世代でもナンバーワンの中盤選手だ」と絶賛。一方で、身長174センチ、体重64キロの体形については「フィジカル面、運動量が課題」とし、主力選手になるのは3年後との考えも示した。
普段から口数が少ない柴崎選手だが、会見では落ち着いた様子。「目標にしている選手はいません。自分で高みを目指したい」「レベルの高い選手と毎日練習できることが楽しみ」と堂々と話し、まずフィジカルを鍛えたいとした。
会見には両親も同席し、父の忠雄さん(54)は「小学1年でサッカーを始め、地元野辺地町のチームの監督からは『才能がある』と言われていた。プロになる本人の夢がかなってよかった」と目を細めた。青森山田中学入学時、両親からプロに入れてほしいと頼まれたという黒田剛監督は「プロで一番大切な『自分で考える』部分を鍛えた。向上心があり、中学のうちから技術が日に日に上達し、プロ入りを確信していた」と話した。
柴崎選手は1月中に鹿島の寮に入り、2月4日からチームに合流する。