さとしのブログ

本田圭、クライフからV前祝い/アジア杯

2011.1.29 05:03


真剣な表情でボールを処理する本田。豪州との大一番に向け、緊張も高まってきた(撮影・大橋純人)

 栄光へのイメージを描くように、瞑想(めいそう)にふけった。決戦の舞台、カリファ競技場での公式練習。本田圭は、マットの上にあおむけで寝転がると、雲ひとつない青空を見つめ続けた。

 「何回も言ってきたように惜しいで終わるか、優勝して終わるのか。それは天と地の差。内容にこだわって勝ちたい」

 開幕前に宣言した「優勝」まであと1勝。有言実行へ、言葉は確信に満ちていた。


 “前祝い”も届いた。高校時代を過ごした石川県に“本田スタジアム”が建設されることが判明したのだ。昨季途中まで在籍したVVVフェンロ時代に獲得したオランダ2部リーグのMVPの副賞として、元オランダ代表のクライフ氏が運営する財団が、慈善活動の一環として贈るという。


 石川・星稜高出身の本田圭が、建設場所として金沢市を希望。金沢市磯部町の市民サッカー場の近隣に今夏にも完成する。通常の半分程度の子ども向けの規模ながら、雪深い地域で年間通して使える人工芝を採用。VVVの本拠フェンロ市の企業の協力で、同財団が全額負担する。


 バルセロナの監督としても成功を収めたクライフ氏は、ザッケローニ監督の攻撃的戦術のお手本にもなった。同財団が日本にグラウンドを作るのは初めて。まさに、指揮官の師でもあるサッカー界のレジェンドに認められた形だ。


 “史上最強ジャパン”を証明する大記録もかかる。昨年6月24日の南アW杯・デンマーク戦から日本は11戦無敗(PK戦は引き分け扱い)。あと1試合で、国際Aマッチ12試合連続無敗の日本タイ記録を達成する。

 その12試合のうち、W杯&アジア杯の公式戦9試合で5度のマン・オブ・ザ・マッチ(試合のMVP)に輝いた男は「きれいに勝てるイメージは安易。どこまでドロドロな試合を想定できるか」と記録継続の策もしっかり描いている。


 さらに、アジア・サッカー連盟は大会MVPの候補選手を発表。日本からは唯一、本田圭がノミネートされた。三浦知良、名波浩、中村俊輔と歴代スターに続く、日本人4人目の個人タイトルにも王手をかけた。


 韓国戦後の2日間は別メニューだったが、この日は練習に合流も果たした。準備完了。世界を魅了する金狼の左足が、ザック・ジャパンをアジアの頂点へと導く。(志田健)



さとしのブログ


新体制発表、新人選手披露のインターネット中継を実施

2月3日の新体制発表、同4日の新人選手披露に関して、オフィシャルサプライヤー(株)J STREAMの協力でインターネット中継を行うことになりましたのでお知らせします。
チーム始動日恒例の新体制発表には代表取締役社長の井畑滋とともに、移籍加入のFWカルロン、MF本田拓也、DFアレックス、DF西大伍が出席します。
例年新体制発表に同席している新人選手は、2月1~3日のスケジュールでJリーグ新人研修に参加している関係上、出席できません。チームに戻る翌4日にあらためて新人選手披露として会見を行います。

■新体制発表
2月3日(木)13:00~
出席者:
井畑滋(代表取締役社長)
FWカルロン、MF本田拓也、DFアレックス、DF西大伍
<内容>
・2011年シーズンの体制発表
・加入選手の抱負
・クラブオフィシャルメディアによる代表質問

■新人選手披露
2月4日(金)13:00~
出席者:
井畑滋(代表取締役社長)
MF土居聖真、MF柴崎岳、MF梅鉢貴秀、DF昌子源
<内容>
・加入の抱負
・クラブオフィシャルメディアによる代表質問

なお、メディアの皆様との申し合わせにより、両日ともにクラブオフィシャルメディアによる代表質問をもって、ライブ中継を終了させていただきます。その後の各メディアによる質問の場面に関しては、中継することができませんのでご了承ください。

アクセスURLに関しては、会見当日にお知らせいたします。

鹿島アントラーズオフィシャルサイトより


さとしのブログ

香川の分も!本田がゴール宣言/アジア杯

2011.1.27 05:03


韓国戦から一夜明け、練習で体をほぐす本田圭(上)。すでに気持ちは豪州との決勝に切り替わっていた(ロイター)

 激闘から一夜明け、もう闘争本能のスイッチは入っていた。本田圭は疲れ切った体を癒すため、競技場外のジムで別メニュー調整を行うと、こう切り出した。


 「頭の中では、もう戦いは始まっています」


 さらに「常にゴールのイメージを作って臨んでいる。そういう信念がオレのスタイル。決勝だし、次は自分のターン(順番)が来ますよ」と、すべてを持っていく最後の最後でのゴールを予告した。


 韓国戦では日本の2得点を演出し、2度目のマン・オブ・ザ・マッチに輝いた。延長前半7分のPKは弾かれたが、細貝がこぼれ球を押し込む幸運にも恵まれた。試合直後は「結果オーライ。やはり“持ってる”と改めて思いました」と珍しく興奮した表情をみせた。


 しかし、翌朝には痛烈なまでの“本田節”が復活した。「全体を通してみると、まだまだ理想にはほど遠い」とし、自身が絡んだ華麗な連係での先制点にも「偶然的」と切り捨てた。


 終盤、ザッケローニ監督は超守備的な5バックで逃げ切りを図ったが、練習していない初の布陣にチームは混乱し、追いつかれた。しかし、本田圭は「一言でいうと力のなさ。オーラみたいのがウチのDF陣には足りない」と、あくまで自分たちの責任を強調する。


 指揮官が「日本の長所」と評価する精神面、団結力にも「メンタル的には成長しているけど、プレーのクオリティーはメチャクチャ低い」。それだけで勝てるほど世界が甘くないことは、南アW杯で痛感した。だからこそ、もっとプレーの質を高める必要性をチームに訴えた。


 「惜しいで終わるか、優勝して終わるか。その差は天と地」。練習終了時には香川骨折の悲報は届いていなかったが、これで本田圭の役割がより重要になるのは間違いない。アジアの頂点へ、飢えた金狼が日本の望みだ。(志田健)