快勝にもクールな柴崎 「強豪ばかりということは分かっていた」
【高校サッカー 青森山田2―0広島皆実】
1点リードで迎えた前半28分、青森山田のクールな司令塔、柴崎が広島皆実守備陣の隙を的確に突いた。ふわりと浮かせたパスを守備ラインと相手GKの間に。逆回転で勢いを殺したボールを走り込んだ三田が受け、ゴールに蹴り込んだ。
先制点にも絡んだ柴崎は巧みなゲームメークで初優勝を狙うチームをけん引し、前々回の王者を圧倒した。それでも試合後は興奮した様子もなく「いい時間帯に点が取れて優位に試合を進められた」と涼しい顔だった。
前回大会で準優勝した直後の2年生時に、卒業後のJ1鹿島入りが内定した逸材。中盤の後方でぴんと背筋を伸ばして周囲に目を配り、前線にパスを送ったり、守備ラインのカバーをしたり…。黒田監督は「ピッチの中では冷静で、みんなから信頼されている。状況を見ながら、自分が攻守ともに関われるような位置取りをしていた」とたたえた。
3日の3回戦では2試合で計10得点した攻撃力を持つ滝川二とぶつかる。頼れる主将は「強豪ばかりのブロックということは分かっていた。いい準備をして臨むだけ」と静かな口調だった。
[ 2011年01月02日 17:57 ]









