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最多出場回数を誇る古豪の秋田商  


選手権出場回数39回は今大会出場校中、断然トップ。


 優勝も過去2回と実績と伝統を誇る名門だが、ここ4年は初戦敗退が続いている。「まず初戦突破を目指すことを目標に、最終的にはベスト8を狙いたい」とボランチの斎藤純平主将(3年)は言葉に力を込める。


 古豪復活に向け、県予選以降、長谷川大監督(37)は練習試合の際、ベンチの外からチームを見ることにした。4年間、初戦突破が果たせない原因を「(選手が)自分たちで勝負をつかむ力がない」と分析したからだ。「試合は11対11の22人の勝負。いい意味で監督の存在を忘れて、自分たちで物事を解決しないといけない。1人の選手として責任を持たせたかった」と指揮官。口出ししたい気持ちをグッとこらえ、一歩引いた場所からイレブンの姿を見守り、個人個人の判断能力を養わせた。


 伝統校ゆえに礼儀には厳しい。校内で先生に会うと、立ち止まって「おっす」とあいさつ。部室は学年ごとに分けられ、上下関係もきっちり。下級生はグラウンドならしやボール磨きなど、雑用があるが、それが不完全な場合、上級生の責任となる。「ベスト8以上を狙う」と斎藤主将  


 東北の高校サッカー界をリードしてきたプライドがある。「東北で日本一になっているのは、盛岡商とウチだけ。先頭を走っていかないといけない。もう一度、全国を驚かせたい」と長谷川監督。最多出場という誇りを胸に、古豪が復活ののろしを上げる。


◆主将弾決める  自身3度目の選手権の舞台で、リベンジに燃えているのが、斎藤純平だ。

  1、2年時はゴールを決めるも、オフサイドとなり、得点は幻に。1年の選手権後、ボランチとなったが、攻撃にも積極的に参加。県予選では4得点の活躍を見せた。「今年はゴールを決めて、勝利に貢献したい」という主将が、“3度目の正直弾”で04年以来の初戦突破、さらに8強以上を目指す。


                                   (2010年12月20日12時18分 スポーツ報知)