青森山田V争いの軸

 河北優勝旗争奪第52回東北高校サッカー選手権(主催・東北高体連、青森県教委、東北サッカー協会、河北新報社、特別協力・東北電力)は18日から4日間、青森県五戸町の五戸ひばり野運動公園陸上競技場などで開催する。東北各県の高校総体上位校のうち、青森、岩手、秋田、宮城は各3校、山形、福島は各2校の計16校が出場し、トーナメントで戦う。
 優勝争いは、昨年度の全国高校選手権で準優勝した青森山田が軸。尚志(福島)が迫り、盛岡商(岩手)、聖和学園(宮城)などが続く。
 青森山田は開催中のプリンスリーグ(U―18)東北1部で開幕から首位を独走。Jリーグ1部(J1)の清水に入団内定のGK櫛引政敏、リーグ得点ランキング1位のFW成田鷹晃、MF三田尚希ら各ポジションに能力の高い選手をそろえ、すきは見当たらない。
 J1鹿島に入団内定のMF柴崎岳は南アフリカで開催中のワールドカップ(W杯)視察のため不在だが、県総体決勝で得点を決めた1年生MF椎名政志ら選手層は厚く影響は少ない。
 尚志は選手権16強のレギュラー7人が残り組織力に優れる。MF平野伊吹のパス、FW鈴木拓磨のヘディングなど個人技も高く、プリンスリーグ東北1部では青森山田と3―4の接戦を演じた。前回大会優勝の東北(宮城)と当たる初戦が鍵となる。
 3年ぶりに県総体を制した盛岡商は田中翔大、村田洸の両サイドハーフを起点に藤原和、豊岡勇気のツートップが積極的に飛び出す攻撃パターンが武器。聖和学園は持ち味のドリブル攻撃をはじめ、右サイドバック早坂征の攻め上がりやFW門田康平の得点力に期待が懸かる。
 プリンスリーグ東北1部に参加する秋田商や、ブラジル人留学生FWソウザ・パウロを擁する羽黒(山形)などにも注目が集まる。
 開会式は17日午後4時から十和田市の市民文化センターで行う。


2010年06月17日木曜日

                                               河北新報社より