詩 『夏の終わり』 | イガラシ ソウル

イガラシ ソウル

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2024年8月15日 20:7



彼女と庭で花火を見ている

彼女が花火が見えないと文句を言う

僕は詩を書いていて花火を見てない

それでも二人で花火を見ている

心で同じ景色を見ている


今の見た?
と彼女が言う

僕は詩を書いていて見逃した

もう!と彼女が怒る

僕はそんな彼女を見ている


綺麗

彼女が言った


美しい

僕は彼女に言った

ホントは恥ずかしくて言えなかった

だからここに心の声を書く



来年はもっと近くで見ようね



僕は君をずっと傍で見ている




夏の終わり•••••



僕たちの新たな始まり




五十嵐聡