がん転移の仕組み解明 京大、予防法開発に期待
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2014042101002360.html
2014年4月22日 04時00分
がんの転移は、さまざまな臓器の表面を覆う「上皮組織」で、隣り合う細胞同士の相互作用がうまく働かなくなると起こるとの研究結果を
京都大などのチームがまとめ、21日付の米科学アカデミー紀要電子版に発表した。
相互作用に関わっているとみられるのは、腎管から出るタンパク質「フィブロネクチン」で、細胞を下支えしている。
高橋淑子京大教授は「このタンパク質を使い、副作用の少ないがんの転移予防法や治療法開発に役立つことが期待される」と話す。
正常な上皮組織では、細胞は整然と並んでいるが、転移の初期段階では、刺激が加わると、上皮はもろくいびつな形になってバラバラになる。
(共同)