私は精神病を患っています。まず、自動思考とは、状況に対応して非常にすばやく、自分の意志とは関係なく自動的に湧き出る思考を指します。私の場合、例えば包丁を見ると、人を刺してしまうイメージがわいたり、駅のホームに並んでいると後ろから誰かに押されないかと警戒したりします。
これまでは、包丁を見てそんな思考が浮かんでくることに対して、『自分とは何と悪人だ。』や『自分は前世でどんな悪事を働いたのか』など、自答思考を自身で否定的に捉えていました。また、自動思考がこのような歪んだ下劣なものなので、日常会話でもまずは自動思考が出てくるので、それを押さえ正常な思考で会話に入りたいので、一歩みんなより考えが遅くなり、結局発言するタイミングを逃したりします。
しかし今は、自動思考も受け入れるようにしました。包丁は洗いものの度にみますので、『人を刺してしまう』から『これで大切な人を守るや料理に使う』など認知の歪みを変える、認知行動療法をセルフで行っています。そうすると、心が少し楽になったような気がします。日常的に他者を否定する自動思考も自分に心の余裕がなく、自分の事ばかりに目がいっている時に起こってきます。他者と良好な人間関係を築けたら、自動思考も良い面を写し出してくれます。
なので、他者との良好なコミュニケーションが大事であり、日常会話も大切になります。認知の歪みを変えるには、まずは自身の精神状態を少しでも安定感させることが重要です。そのための方法は、すでに記載しているので省略します。
また、私の考え方のクセとしては。①小さいことを考えすぎる、②過ぎたことを考えすぎる、③変えようのないことを考えすぎる、④イヤな人のことを考えすぎる、⑤自分の欠点を考えすぎる、⑥人のことを悪く考えすぎる、⑦自分のことを悪く考えすぎる、⑧複数の問題をまとめて考えてしまう。⑨悩みを苦にしすぎる事などが挙げられます。
そして、『考えすぎている最中には自分の考えすぎに気づけていないことが多い』。考えすぎに気づくためには、『悩みを紙に書いて考えれば、自分の考え方の傾向が明確になって、考えすぎのクセに気づけることが多い』。そして、『自分の考えすぎのクセを自覚できれば、クセが出たときに気づきやすくなり、ストップしやすくなる。それが上達することで、少しずつ考え方のクセを減らしていくことができる』。
ある本に書いていましたが、『例えば緊急性のある問題は全力をつくし解決にあたる。容易に解決できる問題は片付けてしまう。考えなくてもいい問題は考えない。重大な問題はじっくり取り組む覚悟をする。どうしようもない問題は、考えないようにするなど切り分けができれば良い』。
またの、問題を考続ける中で、考えすぎを判断して、その考えを切ることも大事。「この問題はこれくらい考えたので、もういいのではないか」や「これ以上考えても同じ(思考が進まず無駄)ではないか」。「苦しくなった/混乱してきた/疲れたから、今はこれ以上考えるのはやめたほうがいいのではないか
」など考えられたら良い。そして、イヤなことがあっても、その場だけですまして、あとで考えなければ悩みにはなりません。
自動思考や考え方のクセで悩んでおられる方は、方の力を抜いてリラックスして周囲を見てみましょう。世の中には敵ばかりではなく、助けてくれたり気遣ってくれたりする人たちが確かに存在します。それに気づけるか気づけないかも、自身の精神体な問題に由来していると思います。
自分の考え方のクセを知り、より良く生きていけたらいいですね。久しぶりの投稿となりました。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。