昨日、小学校1年生の娘が好きな子に初告白しました。誰もいない図書館で密かに想いを伝えたそうです。顔や外見で好きになったのではなく、「友達に優しくしていたから」や「走りが早い」所に惹かれたそうです。好きな気持ちが大きくなったので、告白したくなったと言っていました。その子は恥ずかしくて隠れてしまったけど、帰りしなにこれまではなかった、バイバイと手を2回振ってくれたことに喜んでいました。
とても積極的な娘に成長したと思いました。私の初恋は幼稚園の年長であり、小学校・中学生と同じでしたが、告白できませんでした。それから20歳過ぎまでこの子を想い続けました。告白できていないので、思い出は美化されたり、今でもその子のことを考えたり、夢に見たりします。告白できなかったことを、とても後悔しています。また後日に綴りたいと思いますが、私の家庭環境は悲惨で今では身体的・心理的虐待として扱われてもおかしくないほどでした。また、学校生活でも一時期は「いじめ」にもあいました。そんな時の心の支えが大好きだったその子です。その子がいたおかげで、厳しい現実から少し逃避できました。頭の中でその子の事を考えている時が幸せでした。
さて、そんな自分と娘ですが、当然全然違う所とよく似ている所があります。我が子が好きな子に告白できたのは、自分の気持に正直で自分の事もちゃんと好きだからできたと思います。そして言葉にできる勇気があるように思いました。これは僕とは似ていない部分です。逆に似ている所は、感受性が強い所や人から指図されるのが嫌いな所。また、思いどうりにならないとすぐすねる所や物を噛んだりする所。更には想像力にたけている所や素直な所など、挙げればたくさんあります。
そんな似てる所も似てないところもある娘に統合失調症は遺伝するのでしょうか。調べて見ると一般と比べると発症率は高くなるそうです。自分の子どもには精神病も含め、こんなに苦しい思いはさせたくないと思うのが、親の心情ではないでしょうか。
私が育った環境や親と娘が育った環境と親は全然違いますが、発症のリスクはあります。ですので、娘が私の病気を理解できる年頃になれば、家族で1から話し合っていき、発症のリスクを少しでも減らせるように、この病気について家族全員で勉強しながら、リスク回避に努めたいと思っています。
ただ、先のことは分かりません。何が起こるかも誰にも分かりません。先の事を考え過ぎて不安や考えの堂々巡りをするよりも、娘が将来も幸せになれるように、今できる愛情を精一杯に注ぐことが一番大事と思います。それでも、将来同じ病気になってしまったら、それはその時に考えればいいのです。大事なのは今です。今しかできないことは人それぞれ必ずあると思います。それをしっかり行っていけば、きっと家族も自分も大丈夫です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。例え子どもが同じ病気になっても自分を責めなでくださいね。