最近、ブログも含めて様々なSNSをするようになりました。私の性格は熱中する時はそのことばかりになり、やる気のない時は何もせず陰性症状のような状態(何もする気にならない)になります。つまり、のめり込み過ぎて周りを冷静に見れなくなり、人の忠告も素直に聞けなくなります。

    この病気(統合失調症)の人の中にも同じように、色々なことに「過ぎる」人が多いのではないでしょうか。例えば、「頑張り過ぎる」、「我慢し過ぎる」、「人の評価を気にし過ぎる」、「自分を責めすぎる」などです。健常者の人もそうかもしれません。これは何も精神病者に限ったことではないと思います。しかし、精神病者はこの「過ぎたる」を自分でコントロールしにくいところが、私の経験上多々あります。

    私の場合、調子の良いときは客観的に自分を見れて、大切な人や大切な人との時間を大事にできますが、調子の悪い時にSNSにのめり込み過ぎると、自分が納得できる関連するワードを探し続け、(関連妄想的)やっぱり自分の意見が正しいと思ったり、テレビから流れる情報と関連付けて妄想したり、何より大事な人と過ごす時間をおろそかにしてしまう恐れがあります。そして、のめり込み過ぎて人の忠告を聞き入れられなくなることで恐ろしい結果を招くと思っています。。

    しかし、「いいね」が気になったり、人からのコメントが気になり、スマホを触る時間が長くなりますし。また、いいねやコメントに一喜一憂してしまいがちな自分をどうコントロールし、心の健康を保つかが、今の大きな課題です。

    障がい者や健常者も「過ぎる」極端な性格の人は、そのことばかり考えてしまう「考えすぎ」の傾向にあると言えると思います。何でものめり込み過ぎたり、考え過ぎたりせず、限りある人生を楽しいことに費やした方が得と言えます。頭で考えるより現実をしっかり見て、極端にならず中道を目指す生き方がいいと思います。では、どうしたらいいのでしょうか?

    そのためには、医者や家族、兄弟や友達などの大切で信用できる人の助言やアドバイスは素直な心で聞き入れること。調子が悪い時ほど、人の忠告には耳を傾けるべきです。調子の悪い時に大事なことを自分だけで選択すると、大概の場合上手くいきません。そして、自分にとって何が本当に価値あるものかを知ることが、自分の極端な性格(病状)に歯止めをかけてくれると思います。そして、アドバイスや助言を元に、どう行動するかを自分で選択して、それを実行する覚悟を持つことが大事と思います。例えば、家族の前ではSNSを控えるや時間を決めて行うなどです。

    ですので、SNSなどに依存している人や何かに「過ぎる」人たちは、本当に大事な人や物を探してみてください。それが貴方の道しるべになり、あなたを救ってくれると思います。

    最後まで読んでいただき、ありがとうございます。少しでも参考になれば幸いです。