SATOSHI -4ページ目
朽ちる柿
数あまた枝
しならせ 霜降りて
鳥さえついばぬ
落ちるまま
舞姫や
トリノ五輪を
滑りたり
心を磨き
一筋の道。
好物の
寒鰤食したく
空しくて
チラシだけ見て
胃腑を治める
枯れ草を
焼くもくもくと
濃く薄く
煙のぼりたる
春の鼓動せし
老人らは
給食会に
幼子と
マッケンサンバと
心ふれあう
テレビ映る
国会の
除雪の支援は
我らの吹雪に
比べるもなく
立春の
今朝は零下何度か
窓にカーテンの
凍りはりつく
先人に
陰のときは
陽をみており
貧しきは心を
広く天をみよ
炬燵より
木立の隙に
初日見え
窓の結露を
玉と光たり
山蔭に
待つ朝日の差す
九時ごろに
洗濯物を干す
今日冬至なり

