短い夏 | 山形県酒田市ルアーフィッシングドタバタ珍道中~

山形県酒田市ルアーフィッシングドタバタ珍道中~

山形県酒田市でバス釣り、エリア・渓流トラウト、ナマズ、雷魚、シーバス、メバルなんでもしてるがなんでも中途半端なルアーフィッシング初心者の日記だせ~
ヤッフー

本日の山形県酒田市は
なかなか暑い日になりました
一見
青空が広がり真夏日ですが確実に秋はそこまで来ています


あっ
お疲れさ~ん

今朝
寒くて目が覚めた
網戸を抜け
部屋に入ってきた風が冷たいと感じた

あ~
もうそんな時期か~
森の山だもんな・・・

てか
森の山?
だよね

お盆が明けこの時期になり
森の山ってワードが出てくる人は少ないのかも?

自分もよく分からなかったんだけど
昔から
うちでは親や祖母がよく口にするワードだった
それが
最近
祖母の初盆(新盆)を迎え
父が森の山に行くとかそんな話になったんだ

森の山?
今までそんなに深く考えたことがなかった
身近な親族の死をきっかけに「森の山」って意味が気になり調べてみたんだ


そもそも
「森の山」って死者の霊を供養する習わしらしい
これって
現在も古来よりの風習として続いてるとこって山形県の庄内地方だけらしいが
こちらでは今時期になるとあちらこちらのお寺で森の山供養祭が行われている

昔から
特に山形県鶴岡市を中心とした「モリ信仰」があり
それは
亡くなった者は霊魂となり数年間は身近な森に身を寄せ
時が来ると「月山」へと登り
やがて天へと向かうと言うのだ

亡くなったばかりの親族が居る家族は近くの森に出向き供養する
それが
なかなか簡単に森や山に行けないので
モリを祀った寺院で死者の霊を弔う行事が今に続くものらしい

それが
8月20日~23日頃で
森の山を迎えるこの頃になると
夏の終わりと感じる

確かに
毎年例外なく森の山が過ぎると朝晩の冷え込みが訪れる

残暑は残るが夜になれば秋の虫が鳴き始め
あちらこちらにイナゴが飛ぶ
部屋に吹き込む風も急に冷たいと感じる

それは
もう明確な夏の終わりを告げる現象だ

なんか
いきなり寂しく思い
まるで祭りの後に似た感情に襲われる
今年の夏は短かったな
梅雨明けが遅く
梅雨が明けても雨の日が続いた

昨年、一昨年と空梅雨だっただけに
今年の夏は尚更短くなった

夏の釣り・・・
野池のバス釣り
夜になればナマズ釣り
今年はほとんど行けなかった(泣
毎年のお盆休み恒例
アオコまみれの八郎潟も行けなかった

天候だったり新型コロナウィルスだったり仕事の忙しさだったりと
いつもと違った夏が過ぎようとしている

物悲しく
儚い刹那

森の山が過ぎれば
秋の風が吹く

青空もより一層青さを増し
そこに
イワシ雲が浮かべば少しは寂しさが紛れるだろうか?