イメージアップ強化月間
若い人妻の、
カウチンセーター。
ちょっと裾の長いデニム地のマキシスカート。
ムートンのハーフブーツ。
エエなぁ。
山親父です。
先日、
ジムを終え、
「今日はどこで飲むべぇか?」
と、
気分が良いのでサドルには座らず、
尻を荷台に置いて、
ブラブラと自転車を走らせてました。
幹線道路から一本入った、
そこそこ人通りの有る一方通行の道。
私の前後には、
終電近くの帰宅に、
足早になる5~6人のサラリーマンとOLさん。
ふと目をやると、
ふっくらと太った柴犬が、
気持ち良さそうに電柱に用を足してます。(笑)
「ありゃりゃ、」と、
首輪とリードは着けてます。
私は咄嗟に、
この回りのどなたかの飼い犬だろうと。
一旦帰宅して、
スーツ姿のままトイレに連れてきたのかな?
と、
すると、
ひとりのサラリーマンに歩み寄ります。
(おお、この人のか?)
そのサラリーマンは犬が苦手なのか、
スーツを汚されんのが嫌なのか。
鞄を持った手を万才して、
爪先立で避けました。
(違う。)
私は荷台からヒラリと降りると、
腰を屈め、
「キミどっから来たんだ?家はどこだ?」
と、声を掛けました。
柴犬は向きをかえると、
トコトコと私の足元に寄ってきました。
鼻先に手のひらをむけ、
「おすわり!座れ!」と、言うと、
おとなしくオスワリをしたので、
キチンとしつけられてるようてす。
そっと頭を撫で、
尻尾の付け根の腰の辺りをゴリゴリと掻いてやると、
嬉しそうな顔をしました。(笑)
世知辛い世の中ですが、
この時は、
さっきのサラリーマンじゃない数人が集まってくれました。
リードを掴もうとしたら、
少し唸ったので、
ビビりました。
撫でられるのは良いけど、
リードは嫌なのか。(笑)
サッとリードを掴むと、
グイッと引きましたが、
まあ、抵抗はそこまででした。
私は年に一度は、
こうやってワンコを保護するんですが、
こんな夜中は初めてです。
最悪、交番に届けるかなぁと、
回りのサラリーマンさんに、
「この子、どこの子か分かりますか?」
すると、
「たぶん、そこの角を曲がった所のお宅だと思いますよ。」と、
やっぱり、どなたもスーツを汚されたくないのか、
少し離れています。
まあ、
私が連れていくんだなぁ。(笑)
自転車を端にとめて、
ワンコを引っ張っていきました。
すると、
離れて歩いてはいますが、
2人のサラリーマンさんが付いてきてくれました。
これは心強い。(笑)
私の風貌で夜中にピンポンしたら、
警察を呼ばれるかもしれません。(笑)
目的の家はすぐそばでした。
確かに門が少し開いていて、
覗き込むと、
犬小屋(今時犬小屋?)(番犬か?)
と、ワンコのご飯皿と水が置いてありました。
ピンポン、
しばらくして、女性の声が恐る恐る、
「はい?」と、
「あの~、お宅のワンコだと思うのですが、その先で保護しました。」と、
すぐに若い旦那が玄関から顔を出し、
「どうもありがとうございました。うちの子です。ご親切にありがとうございました。」
と、
しかし、
ワンコってのは、勝手に脱走してるくせに、
飼い主に会うとほんとに嬉しそうにしますね。
私たち3人(私と2人のサラリーマン)も、
思わずニッタリとしました。
(この、2人はよほどの犬好きか)
まさか、私が身代金でも要求すると思ったのかなぁ。(笑)
ここまで立ち会ってくれたのは意外でした。(笑)
まあ、
こんな他愛ない顛末なんですけどね。(笑)
最近は、
たまに、ちょっと回り道をして、
このワンコを眺めに行ってます。
向こうは覚えてないでしょうが。(笑)
おしまい。
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