ラグビー人生71しぼり | 山親父の日記

ラグビー人生71しぼり

忘れたい思い出です。

しかしこのブログを進める上で、避けて通れません、あの異様な雰囲気を私の拙い文章力では、伝えられるかどうか、

やってみます。


しぼりといってましたが、しごきのことです。


合宿所のいろいろな掟をヘマした時や、高校生マッチに負けた時にあります。


一旦練習が終わって合宿所の裏庭で筋トレをやるんですが、


その時、小声で「待機。」って伝言がまわってきます。(笑)


しぼりの合図です。


グラウンドにいるオヤジが家に入るまで待っていろということです。


そしてオヤジが上がると、「グラウンド集合。」


今の八幡山のトレーナーテントの場所、観客席から見て右奥にぞろぞろと集まります。


そこで三年生のしぼり隊長が、その日のだいたいのメニューを発表して始まります。(笑)


しぼられるのは、下級生。

そうなんです、一年生の粗相に、二年生も連帯責任としてしぼりを受けます。


これがミソです、説明は後で。


グラウンド周りを5周から始めます。

順番は、2年FW、2年BK、1年FW、1年BK。


一周約400メートルですから約2キロ、


やいやい言われながらほぼ全力で。(笑)

次に逆周りで直ぐに5周。


普段のしぼりだと、次に3周、逆に3周。


そして2周づつ。


それから1周します、


最後の1周から、



上位二名が抜けていきます。

これを狙って最初の方を抜いて力を溜めていても駄目です、先輩たちその辺良く見ています。(笑)


ですから、遅いやつは最初の奴より10周程多く走らないとなりません。(笑)


とにかく1日の練習を終えたあとの居残りですからヘトヘトです。


私はこのしぼりにも、頭にきていましたから。(笑)



「なんで連帯責任とかって言って、こんなにしごかれないといけないのか」って。(笑)

「その上、他の奴より多く走るなんてあり得ない。」

そこそこに走れば、まぁ2~3周多く走って上がれるのでしょうが、


そんな事自分で許せません。


絶対最初の組で上がってやるって、ギラギラして、スタートの時は、同期押し退けて先頭に立ちます。


ところが、早い奴がいるんです。(笑)


目黒高校から来たロックの田中○、彼は半端じゃなかったです。


多分中距離の陸上部並みです。


彼は別にして、もうひとり私と競るのが、久我山から来たFLウッディー。(笑)


私もここで競り合わずに、上手く流して、


次のグループの一抜けを狙えば良いんですが、これができません。(笑)


一本目から全速力を出します。


「うぉりゃー」とか叫びながら。(笑)

やっぱり私変わった一年生でした。(笑)


それで、田中○がゴールした後、私とウッディーがもつれ合いながらゴールします。


時たま、よし、ここまでって3人上げてくれることがありましたが、きっちり2人だった時は、次の一本がキツかったです。(笑)


OKが出たら私はサッサとグラウンドも振り返らずに合宿所に引き上げましたから、その後の事をあまり知りませんが、


最後の方まで残ったやつらはボロボロになってました。


これが普通のしぼり。(笑)

それがある頃から、些少の事ならしぼりがなくなるんです。(笑)


嵐の前の静けさっていうか、マグマがエネルギーを蓄積するような感じです。(笑)




そうです、春と秋に行われる、大しぼりの為に負の力を溜めに溜め、大噴火の時を待つんです。(笑)



一度で書き切れませんね、あと二回続きます。(笑)

次回は大しぼり。
次次回はしぼりの夜。

門外不出に手を出すのか私。(笑)