☆映画「東京裁判」


40年以上前(1983年)の映画であるが、約4時間半の長編。

「東京裁判」映画公開当時、極真空手創始者「大山倍達」総裁の内弟子であった私は、大山総裁から観に行くように指示を受け、確か先輩方と何組かに分かれて観に行った。

当時はこの映画を観に行けと大山総裁が言われた意味がわからず^_^、内弟子として一番下っ端で雑用と稽古に追われていた日々であったため、「映画」を観れるのと、「外出」出来る事でウキウキしていた私だった^_^。

当時は何故「戦争」が起きるのか、「戦争」をやる事で得をする一部の人間たちが、意図的に計画的に起こしている事など知らないため、せっかく大山総裁が勉強して来いと送り出してくれた意図もわからず、映画4時間半の半分以上寝ていた^_^。

大山総裁は元々「空手」で身を立てようとしていた訳ではない。確かに「強さ」に憧れていたため、若い時はボクシング、空手、ケンカに明け暮れていたようではあるが、一番強いというのは「世界を動かす」という事で、「政治」に強い興味があり、様々な本を読み、政治活動をされる著名な先生方の身近で勉強をされていた。

私が大山総裁の内弟子になった当時も世の中の動きや政治に関心を持たれていたため、本当にたくさんの本を読まれて、私もお使いで大山総裁から指示された本を書店へ何回も買いに行った経験がある。

大山総裁は選挙にも欠かさず行かれており、近くの小学校の投票所にも歩いて行かれるため、私は何度か付き人としてお供させて頂いた。

余談だが一度、大山総裁が政治家になるため立候補する事になり、その気になってしまった大山総裁に当時の師範方、全国の支部長の諸先輩方から大反対され、その願いを聞き入れた大山総裁が立候補を諦めた事件があった。


大山総裁は世の中が裏世界のどういう人間たちに操られているのか、そして日本がその流れにのまれ、戦争、敗戦、日本人が日本人で無くなる事を本当に憂いていたため、日本の未来のために本当の意味での強い人間を育てる事に尽力されていた。


しかし世の流れは、裏側の力が浸透し、日本人は物心ともに軟弱化、精神面だけではなく、国土さえ失われて行く。


前田日明さんもあらゆるジャンルに長けており博学。

政治の面でも詳しいため、様々な方法でたくさんの方々に警笛を鳴らして下さっています(写真はYouTube)。

前田さんのYouTubeを観て「東京裁判」「大山倍達」総裁を思い浮かべてしまいました。


私たちでさえ、どうにかならないかと気を揉む訳ですから、昔から表裏の世界の流れを知っていた大山総裁は相当悔しい思いの日々であったに違いない。


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