☆「己に厳しく」

サポーター脱着編


ウチの道場では2000年の道場設立当初から、少年部も一般部も座り込んでのサポーター・プロテクターの脱着はさせない(禁止)。

立ったままで脱着をさせる(もちろん私も)。


「稽古中に気を抜かない」習慣付けのためだ。


「ヨッコラショ」的な感覚で座り込み、のんびりとサポーターを着けて「プラス」などあるはずがない。


片脚で脱着する事でバランス感覚を養えるし、座り込んで気を抜いて何かをしている時に誰かから突然攻撃されたら、直ぐに対処出来るのか?!

稽古中に油断する、気を抜く瞬間があってはならない!と昔から稽古生たちに言って徹底させた。


3〜4歳でもサポーターを着けるレベルになれば同じ事。

しかし、握力がないため、幼児には至難の業^_^。

(特に、汗で濡れたサポーターは本当に外しにくい^_^)

しかし、座らせない。

時々、壁や柱に手を触れて倒れないようにするのは仕方がないが(寄り掛からせない)、幼児でも座らせない。


そのため、片脚に着けた時には組手の時間が終わっている事もある。

サッサと着けて組手をやりたければ、自宅でサポーター脱着の練習をして来い!と説教^_^。


幼児にとっては組手稽古のプラスより、泣きながらでも誰にも頼らない立ったままのサポーター脱着の方がプラスが多いはず。


昨年、アメリカ🇺🇸・ハンガリー🇭🇺・インドネシア🇮🇩の稽古で、稽古中に気が緩むから座るな!と言って皆んなに実行させたら、目が点になっていた。

聞いた事、言われた事が無かったのだろう。


古い発想と思われても「稽古」である以上、自分自身に対して、より厳しく!


大切な事であると思う。


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