☆「大山倍達」総裁のスーツ一式、私の元に来ました。


亡くなる前、最後のオーダーメイドスーツだったはずです。

写真は亡くなる約5ヶ月半前のポーランド遠征(最後の海外遠征)で着用されていた時のもの。


スーツの裏には「大山」の文字、シャツの胸に「M.O」(マスタツ・オオヤマ)のイニシャル。


これで、総裁着用のスーツ・ジャケット一式のものは2組、私のところにあります。


ひとつは形見分けで頂いたもの(先日の投稿)、もう一つは今回のもの(2着目は機会があれば、着用してみたいと思います)。


知らない誰かが持つよりは、内弟子であった私が持っていた方が良いだろうと判断しました。


一枚目の写真……当時、機関紙・月刊「パワー空手」に掲載されたものですが、私のお気に入り写真です(この時、総裁が着用されていたシャツが手元に来るとは思っていませんでした)。


池袋の極真会館総本部道場も人手に渡ってしまっている今、レンタル道場として出来るだけ活用して遺るようにしたいと思います。

(次は4/16(日)・5/4(木・祝日)に池袋総本部道場で「稽古会」を行います)


今の私に出来る事は、稽古開始から終了までの稽古形態(神前に礼から始まる稽古全体の流れ)、大山総裁が晩年にされていた基本、移動基本、型、約束組手、一般稽古や茶帯・黒帯研究会で行われていた事を遺し、国内・海外の稽古生に体感して貰う事。

そして、それを少しでも彼らに遺して欲しいと思います。


コロナ騒動も表面的には落ち着き始めた今、私も海外出張が増えます。

大山総裁の稽古を必要としているのは、日本よりも海外。

日本人は「本家」という驕りがあるのか、亡くなった「大山倍達」の何かを遺そうという部分が非常に薄い(もちろん、大山総裁を本当に大切に想われている方々もいらっしゃいます)。


私は必要としている方々のために、残された時間を使いたいと思います。


今回の「大山倍達」総裁の御遺品は、私のその気持ちを強める大きな刺激になりました。


御縁を頂きまして誠にありがとうございました。


押忍


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