一ヶ月 | POPCOREさとしオフィシャルブログ「さと日和」Powered by Ameba

一ヶ月

東日本大震災から今日で1ヶ月。

つい先日起きた事のように感じます。





1ヶ月前、東京で震度5を経験しました。


徐々に揺れが大きくなって行き、
棚から物が全て落ち、食器が割れ、
立っていられない状況でした。


関東大震災が近年起こると言われていたので、
遂に来たかと思いながら揺れに耐えました。



そして、情報を求めてテレビをつけると
信じられない映像が目に飛び込んできました。




自分が体験した揺れの震源地が
宮城県と茨城県である事を知り、
東京でこれでは震源地はどれ程の揺れだったのかと恐くなりました…。




テレビからは悲惨な映像、泣き叫ぶ声や速報の音。


正直目を背けたくなったし、
耳を塞ぎたくなりました。

被災地を思うと胸が押し潰されそうでした。




地震発生直後は眠れない日々が続き、
テレビをつけっぱなしにして
地震の情報や速報をずっと見ていました。


情けないですが、自分でもわかる程、地震直後は精神的に不安定だったと思います。



流れる映像を前にしても、何もできない自分の無力さが
本当に腹立たしくて情けなかった。



被災地の方からしたら、
ライフラインも安定していて食べ物もあり、
家族や友人も無事な僕がこんな状態ではいけないと
やっと気付けたのは数日経ってからでした。




それからは募金をしたり支援物資を送ったりと
人並みな事しかできていませんが、
僕なりにできる事を継続してやっていきたいと思っています。





1ヶ月たった今日も強い余震が何度も起き、

東北の皆様、同じ関東である茨城県、千葉県の皆様…

被害の強かった地域の皆様の心境は計り知れません。

心よりお見舞い申し上げます。





この1ヶ月の間には長野県や静岡県、九州が震源地の地震もあり、
どこにいても100%安全という事はありません。


明日は我が身、被災地の人々は遠い世界の人々ではありません。


いつ、自分が被災者としてテレビに出ても不思議はないんです。

それを自覚し、備えは怠らないでください。




そして今、被災地以外の人が元気をなくしている事が問題になっています。


被災地の生活を思うと、後ろめたい気持ちはわかりますが
無理をして募金をしたり、
娯楽を自粛しても何もいい方向には行かないし、
それでは長続きしません。


まず自分に元気がなければ人の支えにはなれません。


ひとりひとりが無理なくできる事を
細く長く続けていく事が大切だと思います。



元気な日本を取り戻せるように、
力を合わせていきしょう。

一緒に頑張ろう!!




偉そうな事を書いてごめんなさいm(__)m