5月市会民生保健委員会質疑 | 大阪市会議員 飯田哲史

5月市会民生保健委員会質疑

5月18日に大阪市会民生保健委員会が開かれました。

府立と市立の衛生研究所の統合に関する補正予算の

質疑などが行われました。

 

 

私からは、地元城東区の森之宮地域にある

環境局所管の旧森之宮焼却工場建て替え予定地に

発生した汚染土壌問題について質疑を行いました。

 

振り返ると、大阪都構想と共に初当選以来訴えて参りましたのが

この森之宮工場にまつわる問題です。

 

大阪の中央に位置し、観光地としてもシンボルとしても

名高い大阪城の真裏に位置する焼却工場を本当に建替えて

これから50年近く使い続けることが大阪の発展につながるの

だろうか。大阪のポテンシャルを向上させることに資するのか。

こういった疑問から、ごみ減量と共に森之宮工場の建て替えに

明確に反対を掲げて立候補したのが5年前の大阪市議選でした。

 

市会議員に当選以降もこの問題に取り組み、平松市長から

橋下市長に交代する中で設置された府市統合本部での議論で

森之宮工場の建て替え中止が決まったのが4年前の出来事でした。

 

本題ですが、建替え用地から有毒物質が発見され、汚染されて

いると発覚して以降実は10年近く経っています。

その間、以前の持ち主との補償交渉が続けられましたが要領を得ず

今回大阪市から調停の申し立てという法的な手段を講ずることになり

市会に議案が提出されるに至っています。

 

私からは、地元の不安解消と、早期の交渉妥結に向けて環境局に

対し質疑を行いました。

 

建替えは中止となりましたが、その後の土地利用、また汚染の問題など

森之宮工場にまつわる課題は山積しています。

 

皆様のご意見も頂き、大阪の発展につながるような森之宮用地の

活用と、森之宮の発展を目指し市会議員として頑張っていきたいと思います。

 

また、昨年度一年間はすべての会期を通じて民生保健委員会では

質疑を行いました。

関係する有権者の皆様や職員の皆様、専門家の皆様のご協力

本当にありがとうございました。

 

大阪市会議員 飯田哲史