厳しい躾けは時代遅れ

 

躾け」と聞くとなんだか

 

昭和の子育て

 

なイメージを持つのは

僕だけでしょうか?

 

でも

 

厳しい躾けは時代遅れ

と言い切る根拠

 

があるんです

 

 

  ルールに従わせるための厳しい躾け

 

そもそも躾けって

なんで必要なんでしょうか?

 

答えを言ってしまうと

 

ルールに従わせるため

 

なんですよね

 

じゃあなんでルールに従わせるために

厳しく躾ける必要があるのかというと

それには時代背景が深く関わっています

 

 

  ルールに従順な人しか生きていけない「ムラ社会」

 

昔の日本はいわゆる

 

ムラ社会

 

でした(いまだに名残はありますが)

 

ムラ社会では有力者を中心に

 

厳しい秩序や

しきたりを重んじて

 

しきたりに背くと

村八分などの制裁を加える

 

そういう社会でした

 

そんなムラ社会では

 

ルールに従順な人しか

生きていけなかった

のです

 

 

  躾けが合理的だった高度経済成長期

 

時代は進んで高度経済成長期

 

その時代は

モノを造れば造るほど

豊かになれる

ので

オリジナリティは不要

でした(逆に非効率になる邪魔な存在)

 

製造の効率を上げるためには

 

均一・均質なシゴト

 

が求められます

 

そうなると

 

ルールに従順で

言われた通りにできる人

優秀な人として評価

されました

 

「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「躾け」の

5Sというのを社是に掲げる会社も

いまだにありますね

 

勘のいい方はもうおわかりかもしれませんが

 

ルールに従順で

言われた通りにできる人にする

という観点では

厳しい躾けが合理的

 

だったんです

 

じゃあ今の時代はどうなのか?

次回はそのあたりのお話をします