「色んな大人の人がアシストしても治らないから」

 

小学1年生の頃に

スクールカウンセラーとの面談を

息子に意思確認した時こう言ったのです

 

「カウンセラーさんでも

 僕の問題は難しいと思うよ」

 

「色んな大人の人が

 アシストしても治らないから」

 

そのお話は↓の回に書いています

 

息子に

今の状況は正常じゃない

「治す」べき状況なんだ

と思わせたことに

僕は心当たりがありました

 

 

  「学校に行けない病気なのか調べてもらいに行こう」

 

いつものように学校には行ったけど

校舎に入ることができずに

しばらく体育館わきの階段に座って話をし

結局やっぱり帰るとなった日でした

 

解決の糸口が見えない焦り

仕事を調整した時間を無為に過ごし

非効率だと感じていたのだと思います

 

どうせなら今日はもう有休を取って

状況を変えるための動きをしよう

そう思って息子に言いました

 

「学校に行けない病気なのか

 調べてもらいに行こう」

 

学校に行けないのは

怠けているわけじゃない

それを証明してあげたい

 

そういう必死な想いから

また小学1年生にも伝わる言葉を選んだのですが

なんでそういう言い方をしてしまったのかと

今でも後悔しています

 

 

  脳波で脳の状態を可視化する「QEEG検査」

 

それまで息子は発達検査は受けておらず

脳にどんな特性があるのか

どんな困りごとを本人が感じているのか

わかっていませんでした

 

脳波を調べることで脳の状態がわかる

「QEEG検査」というものを

当時色々と調べていた妻が

話していたのをふと思い出したのです

 

家に帰ってから調べて連絡をしたところ

当日空き枠があり

即日検査結果までわかるとのこと

 

その検査がどれほど信頼できるものなのか

正直半信半疑ではありましたが

何かわかるかもしれない

変化をもたらしてくれるかもしれない

 

そういう想いで

片道約1時間電車に揺られ

息子とクリニックへ向かいました

(つづく)