ジリジリと日差しが強い日が続きます。
まだ福岡は梅雨明けしてないんですかねぇ?
経営するジムの仕事の合間に時間作って、ビーチに日焼けに行っている小川です。
さてさて一昨日(7/19)もいつものように
FMラジオ番組「大人のための音楽番組~ロックンロール・フーチークー」のパーソナリティーをつとめました。
自宅からチャリでラジオ局(コミュニティラジオ天神)まで移動すると、汗かきますね。たまりません。
今回は割と曲数多めで番組進行しました。
では番組でオンエアした曲の紹介です。
①ザ・ストラングラーズ「Something better change」
パンクロック勃興期といっていい時期にデビューしたストラングラーズ。
デビュー時期はパンクバンドとしての扱いを受けることが多かったようですが、キーボードのメンバーがいることもあり、
パンクとは一線を画す感じですかね。まぁ音楽のジャンル分けとかどうでもいいですね。
極真空手の有段者でもあるベーシスト、ジャン・ジャック・バーネルのピッキングのニュアンスだけで音色を変えるところが好きなんですよ。
あれこれエフェクターを使えば、変わった音色を作ることはできます。
でもそれって往々にして自己満足で終わってしまいますよねー。
聴く側としては「お前はエフェクターオタクかいっ?」って、思ってゲンナリする音を聞かされることがありますもん。
②ロニー・マック「The move」
「ブルースバカ一代」、とことんまでブルースマニアな野村さんの選曲です。
あのスティーヴィー・レイ・ヴォーンにも影響を与えたギタリストです。
すみません、小川はそこまでブルースに詳しくないので(若い頃はあえてブルースを避けた時期があったほどです)、
この人の曲はほとんど聞いた事ありませんでした~。
なんかジョニー・ウインターにも通じる、ばりばりペンタトニックスケールで弾き倒す人ですね。
③ジョニー・サンダース「Chinese rock」
ジョニー・サンダースは私が大好きなミュージシャンです。
良い曲を作るのに、歌詞がドラッグのこととかなんで・・・レコード会社からほとんどプッシュをされず、
商業的に売れたとは言い難い人なんですが、一部でカリスマ的な人気があった人です。
見た目は超ひ弱(ビンタ一発で気絶しそうなほど虚弱体質)、
ドラッグかアルコールでラリッているのか、ライブのMCは呂律が回らない事が多数、
ギターの演奏技術はアマチュアに毛が生えたレベル、
といった人なんですが、ロックのカッコ良さにそんなの関係ないと教えてくれるのがジョニー・サンダース。
蛇足ですが、あのジョン・レノンもギターテクニックが上手い下手にはほとんど関心がなかったそうです。
④セックス・ピストルズ「Anarchy in the U.K.」
パンクロックと言えば・・・まず筆頭にあげられるのがこのバンドとこの曲。
「俺は反キリストだ~」という歌い出しからして、英国の良識ある大人たちから反発を食らう曲ですね。
ついでに「シッポなんか振るかよっ」「何からも支配されたくねぇ」と吐き捨てます。
セックス・ピストルズに関してはこれまで無数の人たちが評論してきてますので、ここでは書きませんが
一つだけ個人的なエピソードを。
大学時代、交換留学生としてアメリカからやってきていた学生たちと「ドライブに行こう」となり、大きめのバンに乗り込み、
海へドライブに。
その時のBGMに間違えてセックス・ピストルズをかけてしまう、私の友人。
アメリカ人の学生たちですから、当然歌詞はわかります。
「俺は反キリストだぁぁぁ~」とジョン・ライドンが歌い出した途端、シーンとなる車内。
アメリカ人学生たちから「何この変な曲?」といった顔されました。
「こりゃいかん」と当時売れていたヴァン・ヘイレンに代えた途端・・・
「Oh~ダイヤモンド・デイブ~!!」とノリノリになるアメリカ人たち。
※ボーカルのデイブ・リー・ロスはいかにもアメリカのアンチャンといった明るいキャラで「ダイヤモンド・デイブ」と自称してました。
そんな個人的エピソードがある曲です。
ではまた番組を聴いてくださいね。