昨晩、仕事で日本に一時帰国した。まだ妻が日本にいるのでたまに顔を合わすことができるのはありがたい。

最近もまずまず順調に生活している。

仕事はのびのびやっている。何をやっているのかを簡単に定義するのは難しいのだが、日本の会社とアメリカの会社の両方を見ながら会計を中心とした必要な意思疎通がスムーズになされることを確認したり、必要なアドバイスを双方に対して行っている。

アメリカ、日本、両者が考えていることやっていることはお互いによく分からない。会計は基準も違うし、そもそも言葉も違う。文化も違うので行き違いや感情的なもつれが生じることもある。

なので、両方で起きていることをよく把握し、必要に応じて説明することが必要になる。幸い僕は両者ともに属していて仲良くやっているし、アメリカ人的な考え方もよく分かるので、感情的な軋轢も起こりにくい。

そこで必要とされる能力は、英語力、会計の知識に加えて、日々発生する様々なことを要領よく理解する力、日米それぞれの文化や組織を理解しながら必要な人達を効率的に動かすことができる力が必要になる。また、定型業務ではないので、新しいことや答えのない仕事を楽しめるかどうかも大切のような気がする。

転職して自分で選んだ仕事だからということが半分、もう半分はたまたまなのだが、僕はこうした基本的な能力がそれなりにあり、我ながら結構向いているのではないかと思っている。適性のある仕事なのでストレスも比較的少ない。

実際に決算実務などを行っている人の方が立派で、それに比べれば大した仕事をやっていないような気もするのだが、まあこうした仕事も重要なのだろうと思い聞かせながらやっている。

また、幹部も含め誰も正解がよく分からないことをやっていることも精神衛生上良い。社内で大ベテランなどがいて決まったレールを踏み外さないような仕事をすることは僕にとってはストレスになる。今は決まったことをきちんとやるよりも、自分の頭でしっかり考えたり、やったことを他の人が分かるようにしっかりと説明することの方が重要性が高い。こうした仕事に対する向き不向きがあることは周囲の様子を見て分かったのだが、僕にとっては仕事がやりやすい。

ということで仕事は総じて順調である。

私生活。

単身赴任中なので、家事をしっかりやっている。以前は晩ごはんだけ自炊だったが、最近は昼も弁当を持参するようにしている。弁当といっても大抵週末にまとめて作ったチャーハンを朝解凍して、冷凍食品のおかずを一品添えるというもの。もしくは面倒なときは白いご飯とお茶漬けのもとだけ持っていくこともある。

以前も書いたかもしれないが、ミートスライサーを購入して活躍している。アメリカは薄切り肉が売っていないので料理の幅が狭くなってしまうのだが、ミートスライサーで解消した。たまにコストコなどのようなところで塊の肉を買ってきてせっせと薄切りにして冷凍しておく。大体物価は日本より高いが、肉に関してはそれほど変わらないか薄切り肉に関しては安いような気もするのだがどうだろうか。

最近はヨーグルトメーカーを購入した。20ドル弱と高くなかったが活躍している。ワッフルメーカーも購入した。休日の朝食は大体はワッフルを作って食べている。今はヌードルメーカーを買おうかと検討している。無駄な支出は極力減らそうと夫婦で努力しているのだが料理関係器具は外食費の削減という意味で実質的にキャッシュフローに貢献するので投資だと思っている。

ということで私生活も大体順調である。最近は職場の同僚とその旦那さんと一緒に遊んでアメリカ文化を堪能している。

問題は勉強やっていないことである。
無理矢理会計に結びつける事は無いのだが、今僕がやっていて給料をもらうことができている根拠はUSCPAや英語などの過去の投資結果だ。

資産は劣化や償却などで減っていく。できれば日々の業務を行った上できちんと勉強して内部留保を積み上げるようにして資産を少しずつ大きくして行けたらいいと思っている。

今は日々の仕事をしていてもそれなりに学ぶことが多く資産が減っているとは思わないのだが、それは単に今のキャッシュフローは維持するためだけの資産のメンテナンスに過ぎないような気もする。

やはりMBAを取りたいと思っているのだが日々の忙しさにかまけて何もやっていない。この事実は受け止めておくことにする。

ただし、よく思うのだが仕事をやっている社会人が仮にできなくても勉強をしようしようと考えている事だけですでに十分立派なことだと思う。僕が見るブログの人たちはよく勉強していて立派だと思うのだが、実社会でそういう殊勝な人にお目にかかることはあまりない。

ヨーグルトメーカーとチャーハン6合分。チャーハンの素はアメリカでも売られている。

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