ヨーロッパの入り口。 | 聰志日記

ヨーロッパの入り口。

こんにちは。


昨日、無事にバルセロナに戻り、フィンランド遠征が終わりました。

今日は久しぶりにゆっくり過ごせるオフだったので、午前から自分の時間をゆったりとすごさせてもらいました。


先日はフィンランド遠征のサッカーのことについてのUPになってしまいましたが、今回はフィンランドについてUPしたいと思います。

日本の旅行代理店などでみかける”ヨーロッパの入り口フィンランド”というキャッチフレーズのとおり、日本から一番近いヨーロッパがフィンランドのようです。

北欧というだけあって、この8月の真夏でも朝晩は長袖でないと生活できないような気温にまで下がります。

フィンランドと言えば・・・サウナ、サンタクロース、ムーミン、ですかね。

いろいろなイメージがあるかもしれませんが、僕にとってなにより気持ちがよかったのが大自然。

合宿地が町から離れたところにあったこともありましたが、宿舎の周りは緑と湖に囲まれたそれは素晴らしい景色が眺めることができる場所でした。

空気がおいしく、気候も涼しいこともあって、気持ちが爽やかな気分になりました。

それに、日照時間がかなり長く、この時期の夜は4時間ほどしかありません。

夜の10時くらいから暗くなりだして、その頃ちょうど僕たちは夜の軽食を終えて、チームみんなでサウナに入り、

サウナの横に広がる湖にそのまま飛び込む。その湖は夕焼けから少し時間がたって、周りがオレンジ色に染まった素晴らしい景色でした。

冷たい湖の水で、サウナでほてった体を一気に冷やして、体の疲れを取る毎日は、夜の安眠と翌日のモチベーションを上げてくれた素晴らしい環境の1つだったと思います。


バルセロナに比べるとやはり雨も多く、天候の変化が多いことがありましたが、日本のようにシトシト降り続ける雨がまた、日本の天気を思い出させてくれたような、そんな気がしました。



そして最終日はヘルシンキに移動して、半日のオフを町並みを見ながら楽しみました。

バルセロナの建築様式とはまた異なった雰囲気が出す、新しいヨーロッパを見れた気がします。

街中には古い路面電車が走り、街中といっても湖や緑は十分なほどあって、建物ばかりのバルセロナとは違った美しさがありました。

人々は自転車で移動する人も多く、中にはスキーのストックを杖代わりにウォーキングを楽しむ人も見かけました。

この風景も冬の厳しい寒さの中、雪が積もる気候だからこそ見れるものだったかもしれませんね。


10日間、こもりっきりだったフィンランドで、日本食が早くバルセロナで食べたいという想いと、ちょっとバルセロナが恋しくなったところでしたが、帰ってきたバルセロナの暑さにとんでもないギャップを感じ、汗が止まらない気がします。

日本に比べたらバルセロナも汗が出なくていいななんて、いつも思っていたのに、今日は1日中この暑苦しさに体が対応できてないのを感じました。

ちょっとあの最高の気候と、鳥の鳴き声が響くほどの静けさが、逆に恋しくなった瞬間でした。


気持ちを入れ替えて、明日は2部のCastellon(カステジョン)というチームとの練習試合が組まれています。
各上相手の試合になりますが、フィンランドでの成果が良い形で発揮できたら、楽しみな試合になると思います。

この気候のギャップが試合の結果に結びつかないことを願って、今夜は明日に備えて布団に行こうと思います。


最後に少しだけ、フィンランドの大自然の景色をどうぞ!



聰志日記


夕日が沈んだ湖は赤く染まって、サウナ後にみんなで飛び込む音以外、何も聞こえません。



聰志日記


湖に向かうまでの道のりは緑に囲まれた大自然の中を歩いていきます。