EV充電設備 | 近藤智司のブログ

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 Satoshi Kondo blog

さて、自己所有の駐車場付き一軒家にお住まいの方は問題ないのですが、集合住宅に住む方や月極め駐車場を利用している方は、EVの導入(購入)を検討する場合に大きなハードルを越える必要があります。


そのハードルとは、「駐車場にどうやって充電設備を確保するか・・・」です。


EVの充電設備といっても要は“コンセント”。


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しかし、その設置には集合住宅などの場合は共有部分の工事が必要となります。


つまり管理会社や管理組合、そして居住者の方々の合意が必要となってきます。


私もマンションに住んでいるので、正にこのパターン。


先日管理会社に電話で問合せたときの様子は以前ブログ にも書きましたが、今回は電気工事業者さんに連絡をして、工事の見積りと工事内容の資料作成をお願いしました。


先週、業者さんに自宅まで来て頂き現場を見てもたっら結果、「これは相当難しいよ。マンションの裏側に駐車場があるので道路側の電柱から引き込むことの出来ないし、キュービクル まで50m以上離れている・・・ムムムム」との事。


アレコレと検討した結果、やっぱりキュービクルから延々50m近く専用線を引くことになりました(というか、それ以外に選択肢が無い・・・)。


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業者さんも「いやぁ、電気自動車ですかぁ。初めてだなぁ。でもこれからこういった工事が増えるでしょうね」と。


私もそう思います。


この先電源の無い駐車場は、駐車場じゃありませんッ(断言!)




さて、工事の内容が決まり、同時に見積書も出てきました。


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・・・ガーン




でも、電気が無ければ走らないし。


平均レギュラーガソリン価格 を130円/リットルとすると、1,230リットル分(=16万円÷130円)の電気工事費。


ガソリンで走るi(アイ) のガソリンタンク容量は35リットルなので、空から満タン給油で35回分(=1,230リットル÷35リットル)の電気工事費。


実質燃費を15km/リットルと考えた場合、1万8,450km走行分の電気工事費。


・・・


・・・


・・・


車両価格 もそうですが、今のところEVは全く財布にはやさしくありません。


ハードルは、相当高いです。




さて、次は管理会社にこれらの資料を持って行き(もちろん見積書は別)、工事施工の承認申請を行います。


果たして認めて頂けるのであろうか。。。