凡ミス。

よくやります。

例えば、砂糖と塩を間違えたり、袋に入っているスプーンを開けて、そのスプーンの方を捨てたり、そして、この文章は2回目。まだ慣れていないため、公開しようとしたら公開できず。いじってたら文章が消えました。保存しておけば良かった…。まさに口は災いのもと。

凡ミスを今やったばかりです。

 

凡ミスをしない人がいるのなら、その人の爪の垢を煎じて飲みたい。

--- 一條俊 ---

 

話は変わって

ここからは前回書きましたが、がめ煮のお話。

教わったのでやっぱり作ってみないとね。

 

作り方は結構シンプルかと思います。

 

鶏もも肉、ごぼう、れんこん、にんじん、椎茸、里芋、絹さや、こんにゃく

こちらが食材です。

 

鶏肉は切ってから皮目を下にして弱火でゆっくりと火を入れます。

そうすると鶏肉の旨味が出て来るので、その間に野菜を切ってそれぞれを鍋に入れて、鶏肉の旨味を絡めるように食材を動かします。

今まで料理した時は、肉に火を通すとか焦がしたくないとかで、火が入ってきたら、早めにひっくり返したりとかやってたけど、慌てることはないと。

美味しくなることを思いながら料理をすると良いみたいです。

野菜もざっくりと切ります。

柔らかくなるのが美味しいみたいに思う傾向が自分にはあるのですが、野菜の本来の美味しさを味わうのなら、噛み応えのあるサイズにするのも良し。

松嶋シェフのがめ煮を頂いた時に、噛めば噛むほど野菜の味を感じました。

一時期、圧力鍋を使うことが多かったけど、食べる時のイメージも大事ですね。

何でもかんでも柔らかいのが良いという訳ではないと。

匂いもよくてね、美味しくなる気配しかありませんでした。

あとはかつお出汁と酒、みりん、醤油、砂糖で味付けです。

 

少し煮込んで完成!

 

だったはずですが、味見をするとなんか違う。いやなんかじゃない全く違う。醤油が昆布醤油しかなかったから、その味?いや、わずかな昆布の雰囲気を感じることもないくらい、違う。汁をとっては水を足す。そんな行為を数回。

まだ違う、まだ違う。

19歳の時に兄貴のためにお味噌汁を作った時に味が足りないとひたすら味噌を足したあの頃を思い出しました。あの時はダシを入れてなかったのだけど、今回は味を取り除きたい。

 

そうなんです。

砂糖と塩を間違えました。

 

最初の味見で舌がバカになった自分は、塩味の世界に迷い込んでしまいました。分量は60gほど入れてます。味を判断する羅針盤みたいなものはぐるぐる回って、がめ煮の味に出会えないわけですよね。

泣く泣く材料をざるに取り上げて、改めて汁を作り直しました。

 

砂糖と塩を間違えるはずがないという過信と慢心から生まれた凡ミス。

恥ずかしい限りです。

 

娘のこころと一緒に料理をしている時

「子供と料理するって大事だよね」

松嶋シェフが言っているような言葉を、妻にどや顔で放っていた自分。

なんか恥ずかしいです…。

 

凡ミスしない自分になりたいです。

 

初めてのがめ煮はいろんな意味でしょっぱいものになりました。

 

ちなみに後日、友人宅でもう一度がめ煮を作りました。

まさにリベンジ!

美味しくなりまして、友人の奥様からもお褒めの言葉を頂けました。

 

レシピはこちらからみれますし、無料でダウンロードもできますので、是非一度、お時間があれば松嶋シェフのソウルフード「がめ煮」を作ってみてください!