「あ、今の発言、マズかったかな……」 

「向こうの顔色が曇った気がする。どうフォローしよう」

 

以前の僕は、会議中も商談中も、常に周囲の「色」を伺っていました。 

 

相手の些細な反応に一喜一憂し、嫌われないように、

波風を立てないように、全神経をすり減らして「正解」を探していたんです。

 

いわゆる「空気を読む」ことに、脳のリソースのほとんどを割いていました。

 

でも、OS(生体機能)を再構築し、脳の「防御力」が高まってくると、

あるとき不意に気づいたんです。 

 

「空気を読みすぎるのは、自分のエネルギーが枯渇していて、

他人の感情に侵食されるのが怖いからだ」ということに。

 

脳のエネルギーが満たされ、自分と他人の間にしっかりとした

「境界線」が引けるようになると、

不思議なほど周囲の視線が気にならなくなりました。

 

 

相手が不機嫌でも「それは彼の問題であって、

僕の問題ではない」と、凪のような心境で切り離せるようになったんです。

 

その結果、僕は「空気を読む」のをやめ、

自分が本当に正しいと思う提案を、淡々と、かつ誠実に伝えるように変えました。

 

反対されるのを恐れず、無理な要求には毅然と「No」を言う。

 

すると、驚くべきことが起きました。

 

「サトシさんは、いつもブレないね」

 「忖度なしの意見をくれるから、一番信頼できる」

 

顔色を伺っていたときには得られなかった「真の信頼」が、

向こうから歩み寄ってきたんです。

 

相手の顔色という「外側のノイズ」を遮断し、

自分の内側のOSを安定させる。

 

 たったそれだけで、人間関係のパワーバランスは劇的に変わります。

 

あなたがもし、「気を遣いすぎて疲れる」

「他人の反応が怖くて本音が言えない」と悩んでいるなら。

 

それは性格のせいではありません。 

 

ただ、あなたの脳に「自分を守るためのエネルギー」が足りていないだけ。

 

他人に振り回されず、自分の人生のハンドルを握り直すための

「エネルギーの守り方」。 

 

その本質的な答えは、僕が何度も読み返している「あの場所」にありました。

 

「他人軸」を卒業し、圧倒的な自分軸を構築する方法

 


【次回予告】 

自分軸ができると、次に「お金」と「キャリア」に対する価値観も激変しました。

 「もっと稼がなきゃ」という焦りが消えたとき、

逆にチャンスが舞い込んできたんです。 

 

次回、「『欠乏感』から解放されたら、キャリアの景色が180度変わった話」。 

豊かさを引き寄せる、脳の「設定」について。