金曜日。
18時。
ようやく一週間が終わる。
パソコンを閉じる。
メールも片付いた。
来週の予定も確認した。
「お疲れ様です。」
そう言いながら会社を出る。
その瞬間だった。
なんだか身体が重い。
朝から少し違和感はあった。
でも仕事中は気にならなかった。
会議もあった。
電話もあった。
やることが山ほどあった。
だから考える暇がなかった。
でも。
会社を出た途端に、
急に身体が動かなくなる。
駅までの道が長く感じる。
階段が妙にきつい。
帰宅すると、
ソファに座り込む。
そのまま動けない。
妻が聞く。
「大丈夫?」
「うん。」
そう答える。
でも大丈夫じゃなかった。
身体が熱い。
頭も痛い。
寒気もする。
熱を測る。
38度。
まただった。
初めてじゃない。
むしろ何度もあった。
不思議なことに、
金曜日の夜が多かった。
平日はなんとか動ける。
会議もする。
資料も作る。
商談もする。
でも。
週末になると崩れる。
だから当時は思っていた。
風邪だろう。
疲れているだけだろう。
寝れば治る。
そう思っていた。
実際、
月曜日にはだいたい戻る。
だから余計に気にしなかった。
でも今思う。
あれは本当に風邪だったんだろうか。
ある時、
妻に言われたことがある。
「なんで毎回休みになると熱出すの?」
僕は笑った。
「気が抜けるからじゃない?」
適当に答えた。
でも。
本当は分かっていなかった。
なぜなのか。
なぜ平日は持つのか。
なぜ週末になると崩れるのか。
何も分かっていなかった。
ただ。
一つだけ確かなことがあった。
身体は、
僕より先に何かを感じていた。
僕はまだ大丈夫だと思っている。
でも身体は違った。
もう十分だ。
少し休め。
そう言っていたのかもしれない。
だけど当時の僕は、
そんなこと考えもしなかった。
熱が下がれば、
また月曜日から頑張る。
それだけだった。
もしあの頃の僕に会えるなら、
こう聞いてみたい。
「その熱、本当に敵だったの?」
たぶん意味が分からないと思う。
僕自身、
当時は全く分からなかったから。
ただ今なら思う。
あの熱は、
壊れかけた身体が出していた数少ない警告だった。
そして僕は、
その警告を何年も無視し続けていた。
PS
昔の僕は、
体調不良は気合いで乗り越えるものだと思っていました。
でも後になって、
身体はずっと前からサインを出していたことを知ります。
その考え方を知るきっかけになったのが、
僕がたまたま登録した無料のメルマガでした。
最初は英語や仕事の話だと思っていたんですが、
気付けば全く違うところに答えがありました。
もしあなたにも、
「休みになると体調を崩す」
そんな経験があるなら。
何かヒントになるかもしれません。
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