不思議なことがあった。

 

たまに。

 

本当にたまにだけど。

 

調子がいい週があった。

 

朝も起きられる。

 

仕事も進む。

 

会議も乗り切れる。

 

英語も聞き取れる。

 

頭も回る。

 

そんな週。

 

だから僕は思う。

 

「なんだ。」

 

「やればできるじゃないか。」

 

と。

 

そして決まって、

その後に無理をする。

 

残業する。

 

予定を詰め込む。

 

勉強時間を増やす。

 

休日も動く。

 

せっかく調子がいいんだから。

 

今のうちに頑張ろう。

 

そう考えていた。

 

でも。

 

だいたい翌週には崩れる。

 

朝起きられない。

 

頭が重い。

 

集中できない。

 

会議が苦しい。

 

英語も聞き取れない。

 

また振り出しに戻る。

 

そして落ち込む。

 

「やっぱりダメだ。」

 

「気のせいだった。」

 

「自分は成長していない。」

 

そんなことを考える。

 

今振り返ると、

完全に勘違いしていた。

 

調子が良かった週は、

能力が上がったわけじゃない。

 

根性が増えたわけでもない。

 

奇跡が起きたわけでもない。

 

ただ。

 

少しだけ残量があっただけだった。

 

スマホで言えば、

バッテリーがたまたま残っていただけ。

 

なのに僕は。

 

フル充電になったと勘違いしていた。

 

だから使い切る。

 

そしてまた動かなくなる。

 

その繰り返しだった。

 

ある金曜日。

 

珍しく絶好調だった。

 

仕事も終わった。

 

会議もうまくいった。

 

帰り道。

 

僕は少し気分が良かった。

 

「もう大丈夫かもしれない。」

 

そんなことを思った。

 

でも。

 

次の月曜日。

 

僕は会社のトイレにいた。

 

個室で深呼吸していた。

 

あの日と同じように。

 

何も変わっていなかった。

 

その時、

少しだけ怖くなった。

 

調子がいい日がある。

 

でも続かない。

 

頑張れる日がある。

 

でも維持できない。

 

これって何なんだろう。

 

本当に気合いの問題なんだろうか。

 

本当に努力不足なんだろうか。

 

今思えば。

 

あれが最初の違和感だった。

 

自分を疑うんじゃなくて。

 

自分の常識を疑い始めた瞬間だった。

 

でも当時の僕は、

まだ答えを知らない。

 

だからまた頑張る。

 

また無理をする。

 

また崩れる。

 

そしてまた自分を責める。

 

そのループの中にいた。

 

PS

昔の僕は、

調子が悪い時の原因ばかり探していました。

 

でも本当に大事だったのは、

なぜ調子が良い日が続かないのかを考えることでした。

 

その視点を初めて知ったのが、

ある無料のメルマガでした。

 

正直、

最初は意味が分かりませんでした。

 

でも読み返すうちに、

自分がずっと見落としていたものに気付けたんです。

 

もし今、

良い時と悪い時の差に振り回されているなら。

 

何か参考になるかもしれません。

 

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