この前のお休みに、劇団四季の
『ミュージカル 異国の丘』を観劇してきました



ミュージカルといってもテーマがシベリア抑留の話なので、まぁ重い

でも、3時間という長さが気にならないくらいに面白かったです。
戦争がテーマの一部に組み込まれている舞台や映画は多いですね。
観劇はしている方だと思うのですが、私が戦時中の話で一番好きなのが斎藤憐作・串田和美演出の『上海バンスキング』です。
初演が30年以上前で生で観た事はないのですが、ビデオやレーザーディスクで何度見た事か

あらすじは
日中戦争が開戦する1年前の1936年の初夏、クラリネット(バージョンによってはトロンボーンもあった気が・・・)奏者である波多野は、妻であるまどかと上海にやって来る。軍国主義が広まりつつある日本を離れ、ジャズを自由に演奏できる上海に行くために、波多野は妻をパリに連れて行くとだましたのである。
2人を迎えたトランペット奏者の松本はギャンブルが好きで、つねにクラブ「セントルイス」のオーナーのラリーから前借り(バンス)をしている。やがて松本はラリーの愛人であるリリーと恋に落ちる。松本に怒りを表すラリーを仲裁するまどかと波多野も、彼らとともにクラブのショーに出演することになる。
松本とリリーが結婚して間もなく日中戦争が始まり、日本の軍隊が上海にも侵略の手を伸ばすことで、上海からは自由もジャズも消えていく・・・(参考・Wikipedia)
劇中で演じられるクラブのショーも役者さん達の生演奏で、とても楽しそう

でも、なんてったって題名がバンス(前借り)キング(王)なわけですから、ダメな人たちがとってもダメで

人間らしくてとてもいとおしい感じです。
戦争の直接的な描写こそ殆んどありませんが、時代に翻弄された様々なタイプの人々が描かれていて、ものすごく切なくなる場面もあります。
今回見た『異国の丘』はシベリア抑留。
『上海バンスキング』は日中戦争。
他にもいろんな作品が私たちが体験していない、でも存在していた時代を取り上げています。
賛否あるかと思いますが、こういったフィクションの世界でも自分たちの知らない時代を歴史を知るというのは、私はとても有意義な事なのではないかと思いました
