「大行は細謹を顧みず」


大事を成し遂げようとする者は、
小さなことにこだわったり、
つまらない失敗をきにかけたりしないで、
目標に向かって積極的に行うべくであるということ。


「バランスが悪いな」
少し前までは、そんな事を思っていたけど、
結局世の中というのは理不尽なものであると、
割り切って考えてしまえば、全部解決するのだと思う。

仕事面においては、最近はつまらない物事に対しては割り切るようにしてるし、細かいところは気にしないようにしてる。

例えば、
同じ仕事量でも、僕よりも収入を多くもらっている人もいれば、
僕の仕事量の3分の1ぐらいしか、仕事をしていない人と、収入が同じだったりする。
小学生でもできるような計算を失敗したり、それ自体ができない職員がいる為に、職場全体の足が引っ張られ、会社が赤字になる事もある。
かたや、30年やってるベテラン職員でも解けない難問を、若手社員が見事解いて、会社利益に大幅に貢献しても、そのスーパー若手社員は、赤字小学生よりも年収が少なかったりする。

サラリーマンである僕は、
バランスが悪い。評価基準が不明確。
そんな漠然とした、不満を少し前まで抱えてた。
もっと評価されてもいいんじゃないの?っていう社員もいるし、逆にもっと給料下げてもいいんじゃないの?っていう社員もいて、
その事で色々と悩んだ事もあった。

ただ色々考えた結果、
「結局世の中は理不尽」
の言葉で解決すれば一気に気持ちが楽になる。
そういうものだと割り切ればいいと思う。

そんな考えても仕方ない不満を抱くぐらいなら、
明日どうしたらもっと仕事を効率よく進められるだろうかとか、
明日上がる株は何だろうかとかを考えた方がいい。
くだらない事を考えるぐらいなら
前向きな事を考えたり、勉強した方がいい。
そう思うようになった。

もっと言うと、
今回のテーマにもなっている、
「全ての人に、ありがとうを」
という事に沿って考えた時に、

赤字小学生でも、
給料泥棒ベテラン社員でも、
スーパー若手社員でも、
仕事できる、できない関係なしに、
それぞれに僕は感謝すべき事が山程ある。

仕事の内容や職種にもよるだろうけど、
基本的に人間は1人では生きていけないし、1人だけで完成するビジネスは存在しない。
生産性が高い低いは別にして、
それぞれの社員1人1人ができる事は違っていて、みんな役割分担している。
僕の仕事をみんなは何かしらの形で手助けしてくれてるし、そこに感謝すべきだと思う。
そして、それぞれの良いところが何なのかを考えて、それぞれの得意分野を見つけ、僕はまた仕事の手助けを依頼したい。

そして、その度に感謝していきたいと思う。



僕は、大物でもスーパースターでもないし、大事を成し遂げようという野望みたいものがある訳でもないけど、

「大行は細謹を顧みず」

これは大事な事だと思うし、
僕は、会社、同僚、顧客、全てに対して感謝の気持ちを忘れないで、
自分の志を大事に今後も取り組んで参りたいと思う。




「大行は細謹を顧みず」

あとは、
プライベート面で、
僕はもっとこの考え方を、大事にしなければいけないと思う。
特に愛する人に対しては、
どーんと構える事の勇気を、僕はもっと持たなければいけない。