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4月16日(土)
前夜、立ち上がらせられなくなり、お布団で寝てもらい、上体を起こすことはできるので、朝食をお布団の上で食べてもらい、訪問看護さんが来て下さるのを待っていました。
この日は昨日のお二人とは違う看護師さんで、11時前に来て下さり、その寝たままでバイタルチェック。
傷口を一通り消毒してガーゼ交換をしてから、二人で立ち上がらせて、ソファに座らせました。
家での生活は病院のようにはいかなくて、退院が早すぎたのでしょうか?もう一度入院して傷をもう少し直した方がいいのでしょうか?と聞いてみました。
旦那氏をその部屋においたまま、私と看護師さんでお話をしました。
主治医から今の病状についてどういう説明を聞いているか、聞かれました。
私は主治医から具体的な話しは何も聞いていないこと、何もわからないまま、自分で介護申請して、訪問看護さんの依頼をして、緩和ケア病棟のある病院の紹介をしてもらったこと、等を話しました。
訪問看護師さんから、まだ2日しか入らせてもらってないけど、あまり長くはないであろうことを告げられました。
その上で、訪問医がまだ決まってないことが心配であると…
今の主治医は元の病院の主治医なので、例えばこの週末に何かあったら、すぐに元の病院の救急に救急車で行ってほしいと言われました。
前日、ケアマネさんが訪問医への紹介状を急がれたのは、やはりそういう事情だったのだと認識しました。
会わせたい人がいたら、なるべく早く会わせておいてあげてほしい、と。
この日、息子が帰ってくることと、次の日妹さんが会いに来られることを伝えました。
最後は、自宅で看取るのか、緩和ケア病棟のある病院への入院をするのか、確認されました。
緩和ケア病棟のある病院への紹介状は来週の通院の時にもらって、25日に受診の予約を取ってもらっていることを伝えました。
一応、自宅で看取るつもりでいるけど、どうしても難しくなったら病院かな?って答えつつ、最終的なお返事は少し待ってくださいって答えました。
この時は息子に相談しようと思いましたが、息子には判断のしようもないし、私の覚悟だけだなと後で思いました。
その上で、傷口は出血や滲出液があるけれど化膿しているわけでもないから、気になるようなら、受診日を早めてもらって診察してもらった上で、再入院を相談してはどうか?と言われました。
まずは訪問看護が入らせてもらってるので、こちらから病院に連絡をとらせてもらいます。その後で、奥さんが病院に連絡してもらってはどうかとおっしゃいました。
今、その病院はコロナ患者の受け入れも多く、入院が必要な人もなかなか受け入れてもらえないとおっしゃいました。
それなら、もう少し入院していた方が良かったんですね?って言ったら
「退院したことで、息子さんや身内の方とこの週末に会うこともできるので、無駄な時間ではないと思いますよ」って答えてくださいました。
そんな風に言われたら、残りの貴重な時間を入院生活で過ごすのも間違いな気がしてきました。
今一番気がかりなのは、おばあさんに、あまり残された時間がないことを伝えることだと言いました。
明日、息子と義妹さんが来るので、相談してみますって言いました。
昨日立ち上がらせられなくなって、よくお布団を入れてあげてくれはりましたねって言ってもらいました。お布団がなく畳で寝てしまうと、床擦れができてしまいます、とのことでした。
看護師さんが次は月曜日に来ますって言ってくださいました。
月曜日はシャワー浴して下さるんですか?って聞いたら
「ちょっともうシャワー浴も難しいかもしれません。清拭と足浴ができたら足浴をさせてもらいますね」って言ってくださいました。
結構若い看護師さんだけど、いきなり辛い話をして下さったことに、なんとなく感謝です。
主治医がそういう話をしてくれないのは無責任だと思いました。
初めて、辛いけど、ハッキリしたお話を聞きました。
なんとなく覚悟はしていたけど、ハッキリ聞いたのは初めてでした。
その後は、旦那氏の手をよく握っている気がします
この日の夜9時前、息子が帰ってきました。
バイト代をもらったからって、赤福餅を買って来てくれました。
旦那氏には息子が帰ってくるまで起きて待っていたってって、頑張って起きていてもらいました。
旦那氏をベッドに寝かせて、息子と二人でベッドサイドにいました。
旦那氏が「こんなになったら終りや」って自分の今の体のことを言ったのだと思いますが
息子は「お父さんは立派や」って言い、旦那氏がなんで?って聞いたら
息子は「僕を大学に通わせてくれてるんやから、お父さんは立派や」って答えていました。
旦那氏は「そうか」って返事していました。
なんとなくジ~ンときました。
息子がいてくれたので、この日はちょっとゆっくりお風呂に入れました。