前回の続きです。
焼肉デート当日、職場の近くで会うのはマズいことから、職場から車で1時間ほどの場所にある全国チェーン展開する焼肉屋で待ち合わせをした。。
僕はお酒が飲めないので車で行った。
お店の入口付近で待つこと数分。こちらに満面の笑みを浮かべながら、歩いてくるスミレが目に入った。
紺色の半袖ニットに
腰の浅い白のスキニージーンズ。
有名ブランドの指輪にネックレス。
ツヤツヤしい真っ黒な髪。
まるで、クレオパトラの様だった。
社内での制服姿、髪の毛を束ねている姿に見慣れていた僕は、普段のスミレの容姿を完全に読み誤っていた。
【 誰もが振り向く美貌 】
とはこの事だ。
一緒に歩くだけで、男性の視線がこちらにも突き刺さる経験をしたのは、後にも先にもスミレだけだった。
焼肉屋に入り、網を挟んで相向かいに座った。
焼肉屋なのに、スミレのシャンプーの匂いがする。もう、僕の瞳孔は開きっぱなしだ。
始めに飲み物を注文し、その後の肉は乾杯したあとに注文することになった。
僕は冷たいお茶でスミレはビールで乾杯した。
肉の注文はスミレに任せた。
スミレ
「まず最初にハラミ❗ニンニクを乗せてもいいですか❓」
うわ~~
キスできないじゃん
と思いつつも、、
僕
「いいよ👌旨いよね~」
スミレ
「あとは~ 牛タン塩、熟成カルビ~、、、」
と言いながら遠慮なく次々と注文をしていく。
最後の注文を終えた後、
「ヨシッッ❗」と言ってメニューを閉じた。
僕はその凛とした容姿とのギャップをとても前向きに捉えていた。
《 面白い❗ 》
焼肉を焼いて一口目。
スミレは最高のテンションだった。
スミレ
「ちょ~~美味しい~~~✨✨」
「めっちゃ旨い~~✨✨」
僕もスミレに連られていつもより大袈裟なリアクションをとった。
話の話題は、仕事の愚痴から友達との思い出、またお互いの恋愛についてまで及んだ。
最近、彼氏と別れた。。
早く彼氏がほしい。。
僕も、、、
最近、彼女と別れた。。
早く彼女がほしい。。
ということになった

だって、本当の彼女(ピノ子)とのことは社内の人間には絶対に内緒だから

スミレとの会話は楽しい
適当な相づちを打つだけでスミレが笑ってくれる。
唯一、心がザワザワしたことは、先輩であるピノ子の悪口に関してだった。
ピノ子の言い方がキツイらしい、、
好意のある人から彼女の悪口を言われる、という状況。。こっちもキツイ。。。早く話題が終わらないかな、と思っていた。
スミレは太陽のように明るかった。
その明るさは、万人にうける。
誰もが笑顔になる。
そして、最高級にかわいい✨✨
もう、スミレにぞっこんだった。
スミレの内面を一言で言うと
【 感情表現が豊か 】
だった。
この時は、
喜怒哀楽が激しいと言い換えることはできなかった。。