同人的日常

同人的日常

奈落家のある暮らし

これまた恥の記録ですw

 

「呉越同舟」トップ画まとめ

 

初代

登場人物のイラスト集

 

 

 

2代目

犬夜叉 関連グッズ

 

 

 

3代目①

犬夜叉 アニメのキャラクターたち

 

 

 

3代目②

犬夜叉トップ画まとめ

 

 

 

4代目

奈落家トップ画まとめ collage

 

 

 

5代目

登場人物のコラージュ画像

ストーカーな奈落さんw🤣

 

 

 

6代目

「呉越同舟」トップ画、ケーキとキャラキーホルダー

クリスマスツリークリスマスの殺神クリスマスツリー

神楽「がっかりしたかい? ホールじゃなくて」

殺生丸「ショートだとわかっていた」

神楽「そうか、わかっていて、来てくれたのか」

 

 

 

 

7代目

奈桔 聖夜

✨ クリスマスの奈桔 ✨

 

 

 

8代目①

奈落家トップ画まとめ

💕 バレンタインの奈桔 💕

 

 

 

8代目②

奈落家と雪景色

❄雪と奈落家❄

 

 

 

9代目

雪景色とキャラクターキーホルダー

雪の結晶雪と奈落家(豪雪バージョン)雪の結晶

 

 

 

10代目

桜とキャラクターチャーム

桜奈落家と花桜

 

 

 

11代目

INUYASHA キャラクター collage

✨下じきの奈落家✨

 

 

 

12代目

奈落家グッズ コラージュ20代目

藤の森✨の奈落さん

 

 

 

13代目

犬夜叉 登場人物 コラージュ

神楽さん🌺コラージュ

 

 

 

14代目

犬夜叉「呉越同舟」キャラクターまとめ

奈落家柄木製マグネット

スター奈落家2024ぺたん娘新作グッズコラージュスター

音符奈落家マグネット音符

 

 

 

15代目

犬夜叉 殺生丸 奈落家トップ画

夜空の月と蓮、キャラクターフィギュア

キラキラ琥珀くん集キラキラ

ゆめみる宝石夢幻の白夜とクリスタル蓮ゆめみる宝石

 

 

 

16代目

犬夜叉 殺生丸 二次創作イラスト

奈落さん集🕷🕸🐝

 

 

 

17代目

フィギュアが座るゴミ箱と椅子

駅で電車待ちする奈落家姉妹ハート

 

奈落家 fig. 桃色刀剣

 

奈落家トップ画まとめ

ナイフを持つ奈落家父娘

(奈落さんは剣を持たせると自立しないので背景ナシになってます。でも実は背景アリもできそうはできそう…^^;) 

 

 

 

18代目

紙飛行機に乗るキャラクターと黒い折り鶴

瘴気もやもやの黒い折り鶴を放つ白夜グラサンハート

 

睡蓮の池と奈落家

睡蓮の池の上を飛ぶオバケ夢幻の白夜ブルーハーツ

 

 

 

19代目

ベイシアの看板とキャラクターフィギュア

ベイシア(スーパー)に行く奈落家父娘ハート

 

 

 

20代目

ハロウィンの飾り付けとキャラクターフィギュア

ハロウィンハロウィンの奈落家おばけ

(ここにUPすると小さくて見えないね^^; スミマセン)

 

アニメキャラのフィギュア

武蔵の国の平和を守る魔法少女神楽ネーサン

「マーズウインドクリスタルパワーメイクアーップ!!!」

 

奈落家ピンバッジと桜柄背景

ピンバッジケースに入れてみました!ハチキラキラ

 

 

 

21代目

トンネル内の回廊

奈落家 1/2らんま ♂♀

✨暗闇の奥の狒々奈落さん✨

 

骨格フィギュアと着物姿のフィギュア

だいぶ足元がNGな屍舞驚きアセアセ

 

奈落家 1/2らんま figurine

ごまかすためにアップにw

 

 

 

22代目

メリークリスマス!奈落家フィギュア

シンプルすぎるクリスマスクリスマスツリーの奈落家w

 

 

 

23代目

正月飾りとフィギュア3体

目に良くない奈落家w

 

新年飾りとミニキャラ

奈落さんの独り寂しいお正月門松記念写真(セルフ撮影)w

せめて神無か白夜に撮ってもらって!><。

 

奈落家フィギュアと鳥居の背景

初詣神社に来た奈落家キラキラ

 

 

 

24代目

回るうずまき奈落家

 

TVガイド表紙 奈落

キラキラ雑誌に載る神楽姐さんキラキラ

 

「呉越同舟」トップ画、登場人物たち

会議中の奈落家ハート

 

 

 

25代目

奈落家父娘のミニチュアリビング

仲悪いくせに一緒にテレビを見る奈落家父娘 in人見城リビング

 

日本人形と骸骨のコラージュ

神楽の屍舞ドクロ再撮影版

 

 

 

26代目

イースターの飾りとキャラクターフィギュア

そんなに良くないw奈落家イースターヒヨコキラキラ

 

イースターの飾りとキャラクターフィギュア

色味を少し濃く!ヒヨコヒヨコキラキラ

 

人形と骸骨のポーズ

屍舞もさらに編集!ドクロドクログリーンハーツ

 

 

 

27代目

犬夜叉キャラアクリルスタンド

子供の日カブトの奈落家

 

奈落家トップ画まとめ

人見城下にお買い物カバンにやって来た奈落さんブルーハーツ

 

 

 

28代目

ブランコする奈落家父娘ハートキラキラ

 

 

 

29代目

奈落家父娘、海辺で夏を楽しむ

仲悪いのに一緒に海波にやってきた奈落家父娘イルカイルカ

 

 

 

29代目②

奈落家トップ画スライドショー映画

 

 

 

29代目③

奈落家トップ画まとめ

奈落家トップ画まとめまとめ笑

 

 

 

29代目④

木製扇子、花、人形、折り鶴

乙女のトキメキ奈落家柄木製マグネット乙女のトキメキ

 

 

 

30代目

奈落家スーパーに来た

【奈落家】スーパーに来た車奈落

 

 

 

30代目②

奈落家イラストパズル

晴れ奈落家パズル晴れ

 

 

 

31代目

奈落家トップ画まとめ

鬼蜘蛛な奈落さんくもり

 

 

 

32代目①

ナルトと殺生丸のフィギュア

父と息子ハート音符

 

 

 

32代目②

奈落家 ハロウィンアクリルスタンド

ハッピーハロウィーンなおばけハロウィンスター奈落家

 

 

 

33代目

犬夜叉アクリルスタンドまとめ

1/2らんま♂♀な奈落家

 

 

 

34代目①

人見城と奈落家父娘のミニチュア

奈落のことが気に入らないので、

人見城に火炎をつけようとする神楽w

 

 

 

34代目②

クリスマス奈落家フィギュアと飾り

(それでも?)ハッピーメリークリスマスな奈落家

クリスマスツリーお祝いケーキジンジャーブレッドマンプレゼントクリスマスベルトナカイサンタ

 

 

 

35代目(2026年1月)

新年飾りと奈落家フィギュア

正月早々、奈落家のランクを思い知らされる神楽えーん泣

 

 

 

36代目(2026年2月)①

節分 奈落家 大鬼 小鬼 神楽

【節分】大鬼節分節分と小鬼節分を引き連れて出撃する神楽ラブラブ【奈落家】

 

 

 

36代目(2026年2月)②

小皿5枚、鶴、馬、蝶、花の絵柄

奈落家デザインの小皿キラキラ

■シリーズ
アングラな奈落家

■キャプション
こちらはpixivにUPしたものに
動画がたくさん追加されています。

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■まえがき

いつも読んでいただき、ありがとうございます。

※ 奈落家のいつもの設定確認

・設定は戦国時代なのになぜか現代の要素が入る。
(今回は現代の競馬場)

・奈落家の服装は、原作通りですが、
白夜だけ取材のため、動きやすい
現代の服装をしてます。

・奈落さんと分身たち皆生存していて
人見蔭刀に仕えて
皆一緒に人見城に住んでいる設定です。

・季節は特に記載が無ければ、
投稿された日と同じです。
今回冬だけど12月下旬くらい。

ストーリーのジャンル:ほのぼの

では、このまま下へスクロールして本編どうぞ。

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冬季。競馬場にやって来た人見家の親子、
奈落、夢幻の白夜、神楽、神無、白童子の5人。

「経費はかかるが、
一度生で見てみたかったのだ」と奈落。

全員ではないが、
皆で一緒に行くことも許してくれたのだった。

最寄駅から住宅地を抜け、
昔の遊園地のような改札ゲートに
それぞれ100円玉の入場料を入れて入る。

人は多いが、めちゃくちゃ多い訳ではない。
同じ時期に開催される冬コミには全然遠く及ばない。
まだ午前中の初めというせいもあるかもしれない。

入場してすぐ、ちょうど第1レースの馬がパドックで
ジョッキーと共に回り歩いていた。5人そろって眺める。

茶色や灰色の馬が
原色or蛍光カラーの上着のジョッキーと共に歩く。
馬が歩く時はパッカパッカとヒヅメの音がする。
ブヒヒーンと興奮してきちんと歩かない馬もいる。
少し馬糞のにおいがした。
テレビの競馬番組では
音はBGMとナレーションのみの
きちんと歩く映像だけなので新鮮だ。

 


白童子は炎蹄という身近な存在がいるため、
興味を示していたが、
最初だけで、程なくして神楽と神無と野外に面した
フードコートやキッチンカーで花より団子に。



パドックを見た後、奈落は第1レースへ。

夢幻の白夜はイメージアップに
人見家のSNSに投稿する写真や動画を撮るため
奈落について行く。
(撮った写真や映像を使っての収益化はNGらしい)

白夜はほぼ取材の仕事なのでくノ一のような
イケメンポニーテールはそのままに
記者のような動きやすい現代の洒落た服装をしている。
色は黒と水色を基調にしている。

奈落はせっかくなので当てて大儲けしようと意気込んでいる。

競輪と違い、たくさんのスタンド観客席の前方には
立ち見する広いスペースがある。
レース場内は冬であるせいか、芝生ではなく
公園の砂場のような砂地だった。
馬っぽいにおいが時折くゆった。

動画を撮りつつ、奈落と共に第1レースをうかがう白夜。

 

 

 


意外にも間近で見ていても
馬のスピードが速いので
馬同士が接近していなくても
どれが勝ったかわからない。



奈落と白夜は第2レースのパドックへ。

競馬は競輪と違って
馬の状態により勝敗も変わるため、
レースとパドック両方見ないといけないのが忙しい。
だが、楽しい。

再度、パドック。
先ほどは気づかなかったが、
馬の体毛もたてがみも
とても毛並みが綺麗だった。



ここで奈落は或る馬にキラキラとした輝きのようなものを見た。

一方で神楽、神無、白童子は外のフードコートで
飲食をしている。
白夜がパドックからレース観客席に行く途中でちらりと見た。

神楽は焼き鳥串、
神無は珍しい(?)塩焼きそば、
白童子は安いコロッケと唐揚げを食べていた。
それぞれ透明カップのジュースも飲んでいる。

まるで夏フェスに来たかのような楽しさだが、
冬ゆえに肌の白い人見一家は日焼けしないのがなお良い。



第2レースはそのキラキラして見えた馬に
もう一匹いたそのキラキラ馬に似た馬に
ワイド(3位までに入る二匹を当てる)で賭けた奈落。

 

 

颯爽と走る馬たち。

キラキラ馬は1位になったが、
もう一方もキラキラに似た馬は圏外だったためハズレ。

「……………」

「惜しいなー」

神無のような無言の真顔の奈落に白夜がツッコむ。



第3レース。今度はキラキラして見えて(見えた気がした)
オッズの高い客観的に勝ちそうな馬に単勝(1位を当てる)で
賭けたものの、

 


惨敗。



そもそも競馬の期待値(還元率)というものは75パーセント程度である。
100円賭けたら75円になって返って来る計算だ。
元々儲からないものなのだ。

儲けるためには実力が高いのに
人気が無い馬が勝つ時を見切る必要がある。

だが、それはまず無い。

そう言った白夜の助言を聞きつつも、
第4レースは3連複(順不同で3位までに入る馬三匹を当てる)で賭ける奈落。

だが、白夜の助言があったとは言え、
事前準備の予備知識無しに賭けるのは無謀である。

 


そして予算を使い果たした。

撮影をしながら、時々様子を聞いていた白夜は
馬に賭けないで、姉さんたちみたいに
フードコートでなんか食べた方が良かったんじゃないかなぁ、と思った。

奈落と一緒に小さい紙カップで
無料の温かい煎茶を飲む。



そして撮影を終わらせた白夜と奈落は、
連れ立ってフードコートを抜けたパドックをまた見ている
神楽たちの元へ。

皆して思う。
やっぱり馬は可愛い。



その後、奈落を励ましつつ
「帰るぞー」と神楽たちに声をかける。

少し早いが電車が混む前に帰ろうということだった。

これは一応、白夜に伝えてあった奈落の予定通りである。
予想外なのは競馬に全敗したことである。

落ち込む奈落をずっと励まし続ける白夜。
神楽、神無、白童子の三人は
食べたい物をおいしく食べたのでゴキゲンだった。



後日。
この間の競馬は痛い目を見たものの、
興味は衰えておらず、
奈落はテレビで競馬番組を見ている。

「競馬場で見るより必要な所が
アップになっていて見やすいな」

新たな発見をして
一人ちょっとうれしそうな奈落に
白夜も心が和んだ。

おわり

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
ほんとに終わりです。

■キャプション
キャンプで心癒される感じを書きたかったのです。

 

※pixivにもこれと同じものをアップしていますが、

こちらはイメージ動画入りです。

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■まえがき

いつも読んでいただき、ありがとうございます。

※ 奈落家のいつもの設定確認

・設定は戦国時代なのになぜか現代の要素が入る。
(今回はキャンプ。田舎のスーパーにも寄ります。
「ヒロシのぼっちキャンプ」のテレビ番組を参考にしています。)

・奈落家の服装は、原作通り。

・奈落さんと分身たち皆、生存していて
人見蔭刀に仕えて奈落と一緒に
人見城に一緒に住んでいる設定です。

・本来、季節は特に記載が無ければ、
pixivに投稿された日と同じですが、

今回、初秋です。

ストーリーのジャンル:ほのぼの・家族愛

では、このまま下へスクロールして本編どうぞ。

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前方には緑の山々が連なり、
青い空、白いもくもくとした雲が広がっている。

神楽はいつものように奈落と言い合いになり、
負けず嫌いをこじらせた結果、
ついに仕事を放り出して
人見城を飛び出してしまった。

羽飾りの後方に荷物を積んで
ひとり空へキャンプに向かっていた。

昼過ぎ1時。
キャンプ場近くの田舎の小さなスーパーに寄る。
レトロで穏やかな少しふわふわ感がある
暖色系のカラフルな外観だった。

荷物はそのまま羽飾りに乗せて上空に浮かせ
待機させておく。
神楽だけ降り立ち、手動の引き戸を開けて中へ。
クリーム色とオレンジが基調な
商品の並びがどこか田舎っぽいスーパーの内装。

通り過ぎる背の低い少し腰の曲がった
おじいちゃん店員とあいさつを交わす。

新鮮なお刺身が良い部分を
多めに安く売っているので
とても買いたかったが、
鮮度の問題があるのであきらめた。
次に来た時に買おう。

コロッケやメンチカツなど
揚げ物がとても安い気がしたが、
奈落がいつも行っている
郊外の大きなスーパーの方が
もっと安いことに神楽は気づいていない。
とても買いたかったが
キャンプらしくない気がしたのであきらめた。
これもまた次に来た時に買おう。

「やっぱ、キャンプはキャンプらしくしたいねえ」

にんにくと牛肉と安い焼肉のたれ、
小さめの瓶のインスタントコーヒーに
割り引きされているシンプルなクリームパンを買った。

レジのおねえさんの丁寧な接客がとても良かった。



キャンプ場に降り立って。

"今日の居場所"にだいたいの見当をつけ、
荷物を脇に、テントを立てる前に草原に寝っ転がる。

「ふうっ、せいせいした」
奈落の束縛からの勝手な一時の自由である。

初秋のキャンプ場は暑くも寒くもなく
優しい太陽の光と涼やかな風が心地良かった。
鳥たちのピヨピヨという鳴き声と
近くの小川の静かなせせらぎもいい。

日頃の不満が風に薄まっていく感覚がした。

しばらくゆったりとした後、
テントを張ったり薪を集めたりする。

そうこうしているうちに夕食づくりの時間。

風の力を操る応用で酸素濃度を高めて
たき火の火をつけやすくしたり、
弱めの風刃で食材を切った方が早いが、
それをしないのがキャンプの醍醐味である。

風の妖術は使わずいつもの扇であおいで
たき火の火を強めていく。

小さなフライパンで買った牛肉と
切ったにんにくを焼いていく。
普段は奈落に野菜を食べろ、肉ばかり食うな、
ごはんをもっと食えと言われ、
女の嗜みとしてにんにくも
早々たくさんは食べられない。

──今日は違う。今日は自由だ。

「ふうっ、せいせいした」
本日二度目。

キャンプで食べるメシは
なんでこんなウマいんだろう?
そんなことを考えながら
たくさん牛肉とにんにくを食べた。
家族(奈落)が普段買って来るのとは違う
焼肉のたれで食べるのも良い。

キャンプ用の平べったいナイフと
フォーク・スプーン兼用の先割れスプーンで
食べるのもまたイイ。

それから小さな片手鍋に湯を沸かし、
インスタントのホットコーヒーを淹れる。


ホットサンドメーカーでクリームパンも焼く。
"ぼっちキャンプ"のテレビ番組でやっていたので
一度やってみたかったのだ。
クリームパンは少し焦げたが、それもまた良かった。

 

(イメージ動画)


それからしばらく、ランタンの小さな灯を脇に、
たき火のパチパチとほとばしる炎を見つめ続ける。
秋の虫たちがそれに呼応するように静かに鳴いていた。



次の日。

鳥たちが朝の歌を歌っている。

スマホに奈落から電話がかかって来た。

──ヤベッ。これ、怒られるやつじゃん。

だが、出なかったら出なかったで
もっと怒られるやつである。

出た。

心配だから早く帰って来いとのこと。
それ以上奈落は何も言わなかった。

神楽も余計なことは言わず、
静かに了承の返事をして
彼女に似合わず、
どこか"昔の神楽"を思わせる
柔らかい声で電話を切った。

一杯だけコーヒーを飲んでから
キャンプの片づけを始める。

冬とは違う
優しく冴える涼やかさの薄水色の朝の中で飲む
ホットコーヒーはとてもおいしかった。

それから神楽は荷物をまとめ
羽飾りに積んで
奈落の待つ人見城へと
静かにキャンプ場を後にする。

奈落は帰って来る神楽や
他の分身たちのために
人見城で焼き芋をせっせと作っていた。

おわり

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
ほんとに終わりです。

神楽たちはふだん
無料のジム(体育館のトレーニングルーム)に
通っているらしいが、
奈落はそれはせず日々チョコザップに通う。

 

チョコザップのサイトのゲリラセールで
月額の支払金がお得になっていたので
すぐに申し込んでのことだった。

 

こうやってあまりよく考えず
お金をどんぶり勘定で使うから
人見城の財政が逼迫するのではないだろうか…。

 

 

スマホアプリの入館証QRコードを
入口でピッと読み取って入り、
いつもの熨斗柄の青を基調に紫を重ねた着物のまま
トレーニングをする。

 

神楽は奈落を嫌っているが、
奈落は奈落で神楽が命令外の勝手なことをして
計算が狂うため、
神無や白夜を目付としてつけているものの、
管理する者として日頃の管理に手を焼いているのであった。
ストレス。なので無料のジムでの
彼女とのバッティングは避けたくて
奈落はあえて有料のチョコザップに通うのだった。

 

他の人らが奈落と違い
ふつうにジムに通うような
スポーティーな恰好で
トレーニングするのを横目に
10分ほどちょこっと運動して
何事も無かったかのように
店舗を出る。

 

短時間だったが
何も運動をしないよりはずっと良い。
チョコザップのサイトにも、少しの運動でも
効果はあると書いてあるし。(ほんとか?)

 

短い時間ではあったが
いつもと違う空間に行って
運動することで
心が浄化された奈落は、
またいつもの人見城の管理の生活へと
戻って行くのだった。

 

(めちゃくちゃ短かったですが、)おわり

 

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
ほんとに終わりです。

超短編。

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平日15時頃おやつの時間の人見家。

 

神楽「白童子てめえ、

あたしのピュレグミプレミアム食ったろ?」

 

白童子「さぁな」

 

神楽「"さぁな"って、

奈落が最近新しいセキュリティーシステム入れたから

監視カメラでさかのぼって食ってたとこ見れんだよ! 

てめえはペタグーでも食ってろ! アホ」

 

白童子「ふん! ピュレグミが無いなら、

フェットチーネグミを食べればよかろう」

 

神楽「それぞれ食べたくなる時がちげーんだよ。

てめえは忍者めし(のグミ)でも食っとけ!クソガキ!」

 

白童子「なんだと! この脳ミソつぶグミ女!」

 

神楽「てめえこそ、お子様過ぎてふつうのピュレグミと

ピュレグミプレミアムの違いわかんねえくせに!」

 

白童子「なんだと!」

 

神楽「なんだよ!」

 

神無「…まぁまぁ」
外出中の夢幻の白夜の代わりに間に入る神無。

きちんと役目を果たしている。

 

白童子「チッ」

神楽「クソッ」

 

かよわい神無を巻き込む訳にはいかないと
本当は心の優しい二人は
それぞれ自然に手を引くのだった。

 

そして夕はん時には特に何も無かったように

仲直りしている二人。

 

神無もいつもの夢幻の白夜のように

やれやれと言った感じだった。

 

奈落に呼ばれて特にどうということもなく

夕はんの席に着く姉弟。

 

夕はんの最中、神楽と白童子は先ほどとは打って変わって
お互いふつうに笑顔を見せて会話していた。

 

おわり

 

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

一人雨の中、
人見領の田舎での仕事に出ていた神楽。
傘をさし、わらじもちゃんと履いている。

ふと、林のある広い公園に立ち寄る。

神楽は池の近くの雨に濡れた冷たい芝生の上を歩いていて
こうして公園に立ち寄ってリフレッシュしていることを
自身を支配する奈落には秘密にしたいと思った。

わずかな自由も奪われたくない。
ちょっとした反抗の表れだった。

だが秘密にしたいが、してどうする?

その秘密にいったいどんな内容がある?
どんな意味がある?

あまり頭で考えるタイプではない神楽。

でも、ただ今の自由は
目の前の池が美しい
それでいいと思った。

そして神楽はスマホで動画をピピッと撮って
人見城へときびすを返すのでした。

 


おわり

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

■シリーズ
アングラな奈落家

 

■キャプション

劇中で神楽が欲しいと言っているペットロボットはLOVOT(ラボット)と言う実在する製品です。可愛いですが、他のペットロボットより値段高めかも。


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■まえがき

いつも読んでいただき、ありがとうございます。

※ 奈落家のいつもの設定確認

・設定は戦国時代なのになぜか現代の要素が入る。
(今回は少し世間に認知されてきているペットロボットが欲しい神楽の話。奈落との攻防)

・奈落家の服装は、原作通り。

・奈落さんと分身たち皆、生存していて
人見蔭刀に仕えて奈落と一緒に
人見城に一緒に住んでいる設定です。

・季節は特に記載が無ければ、
投稿された日と同じです。
(今回は季節関係ありません)

ストーリーのジャンル:コミカル

では、このまま下へスクロールして本編どうぞ。

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電化製品店でペットロボットを見た神楽。

アイボのような銀色の犬型四足歩行ではなく
やんわりとした色合いの雪だるまのような形に
下のキャスタータイヤでスーッと自動で動いて
キュンキュン鳴く。

 



人見家は犬も飼っているし(一応)、
メダカの水槽もあるし、猫もときどき見かけるので
ロボットまで世話をするこれ以上余裕はなさそうだが、
奈落の機嫌が良い時に言ってみる神楽。

奈落にパンフレットで見た目を見せてみると
「おーかわいいな。キュンキュン鳴くのか。それもいいな」

好印象だった。

だが値段の話になると…

「絶対ダメだ!!!!!!!!!」
めっちゃ激怒された。



「本体が60万円に、

+オプション代に、
月々の保険が月2万!?
絶対ダメだ!!!!!!!!
と言うかムリだ!!!!!!!!!!
これを買うくらいならお前たちを自由にした方がマシだ」

「えっ!? ほんと!!?」
意外な展開に神楽は驚く。

ペットロボットはぜーったいに買ってもらえなさそうだが、
奈落が神楽(や分身たち)を

絶対に自由にしない訳ではないことが
少しわかっただけでも

神楽にとってはかなりの収穫で一筋の希望だった。

神楽は上機嫌で引き下がる。

そして冷房の効いた座敷部屋で
一人になった奈落は地味な色の和風の湯呑みのお茶をすする。

「まったく神楽のわがままにも困ったものだ」
一人静かにつぶやいた。

奈落はなかなか神楽たちを自由にはしないが、
彼は彼で父親として分身たちのことを想っていた。

おわり

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

■シリーズ
アングラな奈落家

■キャプション
小説の中に路上ライブの動画を挿入してあるので
それだけでもぜひ見てってください。歌とても上手なので!

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■まえがき

いつも読んでいただき、ありがとうございます。

※ 奈落家のいつもの設定確認

・設定は戦国時代なのになぜか現代の要素が入る。
(今回は買い物、サイゼ昼食、路上ライブ、おみやげ買など
いろいろ現代です。※イケメンの路上ライブ映像アリ)

・奈落家の服装は、原作通り。

・奈落さんと分身たち皆、生存していて
人見蔭刀に仕えて奈落と一緒に
人見城に住んでいる設定です。

・季節は特に記載が無ければ、
投稿された日と同じです。
(今回は季節が言及されていませんが、
暑すぎたり雨だと路上ライブできないので
真夏や梅雨ではないです。
ふつうに4~5月辺りの晴天の日を想定)

ストーリーのジャンル:ほのぼの・ドキドキ・ワクワク

では、このまま下へスクロールして本編どうぞ。

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休日。人見家の姉弟、神無・神楽・白夜は
人見城下の都心部の街に買い物に出ていた。

駅から少し離れたショッピングモールの100円ショップで
糸ようじとバシャバシャつける用の化粧水と乳液、
部屋用の芳香スプレー、お掃除用の消しゴムスポンジ、
詰め替え用のハンドソープなど生活必需品をたくさん買う。

日常的な物でもそうやってお金がかかるので
本来、出費はそれらだけにとどめたいが、
神楽は途中雑貨屋で見かけた推しのアニメグッズを
その場でスマホのフリマアプリで検索して
安く衝動買いしてしまう。
少しは安上がりだが結局は浪費だ。

100円ショップの後、買った物の袋は白夜が持つ。

ショッピングモールを後にして
途中の目抜き通りを行く際、
白夜と神無が話しながら歩いていて
なんだか神楽が静かだなと思ったら、
神楽は歩道脇にいたヤクルトレディに話しかけてジョアを買っている。

自由になりたいと普段からのたまっているが、
すでに自由な姉(妹)。
これ以上自由になっていったいどうしようと言うのか。
しかしやはり奈落の支配からは逃れたいものである。

その後、三人は駅周辺にあるサイゼリヤで昼食をとる。
奈落にお金を出してもらう時は
ふつうの一番安いミラノ風ドリアしか頼めないが、
焼きチーズのたくさんのったミラノ風ドリアを三人してオーダーした。
席のQRコードを読み取ってスマホで注文なので楽だ。

店内は高校生の男子グループ、女子グループ、
若いオシャレな恰好のカップルで混雑しているが、
焼きチーズミラノ風ドリアは比較的すぐに運ばれて来る。
無料の粉チーズは無くなった(2025年5月現在)ようだが、
ホットソースとオリーブオイルは自由に追いがけ可能なので
持って来てたくさんかけて食べる。
焼きチーズが多めにあるだけでも十分おいしいが、
それらを追いがけするとさらにおいしい。
元々チーズがのっていない訳でもないし。
これでこの値段(一皿350円)は破格である。

サイゼリヤを出て駅に向かうため
駅の広場を通ると、
ホスト風の金髪イケメンが路上ライブをしている。
目の前でノリノリで応援する数人の女性ファンたち。

さすがに目の前で応援するほど
ミーハーでもないし、勇気も無いので
神楽たちは近くのベンチに座って眺め聴く。

歌声も良いし、見た目も良い。

 


歌の合間に本当のライブのように
トークも挟む。

 

 

そして日暮れ近くになり
歌い終わって路上ライブは終了。
周りに集まっていたファンと
学校の友達同士みたいな感じで話したりしつつ、
その後、意外とふつうに帰るイケメンミュージシャン。
ファンもマナー違反を犯して変に追っかけたりもしない。

それから、少し帰り始めるのが遅くなった
要領の良い神楽たちは
城(いえ)で待っている奈落と白童子たちに
小言を言われないように
きちんとおみやげに駅ビルの行列のできる人気の、
甘い蜜のたくさんかかったミニクロワッサンを
並んでたくさん買って帰るのだった。

おわり

■あとがき
路上ライブはミュージシャンの
清水貴光(しみずたかみつ)さんの映像でした。
勝手に映像を使用して申し訳ありません。
(だからpixivにはUPしないのです。できないし。)
でもライブ、すごく良かったです!
ありがとうございました。

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
ほんとに終わりです。

■シリーズ
【奈落家】父と娘

■キャプション
画像入れてわりと短くまとめました。まえがきだけナシで。画像だけでもどうぞ。オチはこち亀風。短いのでまえがき・あとがきナシ。

奈落が人見城庭園で大事に育てている盆栽の鉢をうっかり割ってしまった神楽。

"近年"、世界的に需要が高まる盆栽だけでなく、
植えた、横に平べったい植木鉢も高級品であったため、
人見城のセキュリティーもお金が無い中、
なんとか、かなり費用をかけて厳重にしたばかりだった。

「これは怒られるな」

遠い目で地面の割れた盆栽を見つめながら
さすがの神楽も焦りを見せる。



そして。



「神無、白夜、あたしはしばらく自分探しの旅に出るぜ! じゃあな」

二人が返事をする間も無く
神楽は疾風のごとく人見城を後にした。



その後。



「神楽のバカはどこだ!?」

大切な盆栽の鉢が割られて犯人が神楽だと勘づいた奈落が
神無と白夜のもとに武装して乗り込んで来た。



「なんか、旅に出たみたいだぜ?^^; 今ごろ、人見領外かなぁ」
「…長い間、帰らないかも^^;」

これでか!と案の定、神楽が何かしたことに確信を持った姉と弟は
内心焦りつつも神楽のためも想い
平常心で父親である奈落を必死でなだめるのだった。

おわり

■あとがき
オチの奈落は「こち亀」を参考にしています。部長(や署長)がひどいめにあって、両津をこらしめようと最後、武装して乗り込んで来たりしますよね。あれ好きw

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
ほんとに終わりです。

■シリーズ
【奈落家】神楽のサボり

■キャプション
トロピカルな神楽姐さん

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■まえがき

いつも読んでいただき、ありがとうございます。

※ 奈落家のいつもの設定確認

・設定は戦国時代なのになぜか現代の要素が入る。
(今回は人見城で公務中の奈落と分身たちから始まります)

・奈落家の服装は、原作通り。

・奈落さんと分身たち皆、生存していて
人見蔭刀に仕えて奈落と一緒に
人見城に一緒に住んでいる設定です。

・季節は特に記載が無ければ、
投稿された日と同じです。
(今回はふつうに夏)

ストーリーのジャンル:コミカル

では、このまま下へスクロールして本編どうぞ。

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「んっ? 神楽はどうした?」
人見城の事務室で公務の事務作業をしながら
分身たちに問う奈落。

「それが、その…
今朝、イカの耳(スルメ)食って
口が疲れたから休むって」
白夜が言いにくそうに答える。

「なんだと!?
なぜそんなことで休むのだ?
だいたいなんで
においのするスルメを
朝から食っているのだ。
社会人としてありえん」
激おこぷんぷん丸(死語)な奈落。

(一応まだ17歳なんだから許してやれ)

「呼んで来い」

「いや、最初連れて来ようと
思ったんだけど、
口が疲れて力が出ないって」

(アンパンマンか?)

「来るのは口ではなく足だし、
仕事は黙々とやる事務作業で
使うのは手なのだから大丈夫であろう」

「それも言ったって」

「もういい! わしが行く」

「…じゃあ、私が」
と神無。

「いや、俺が!」
と白夜。

「「どうぞどうぞ」」
と奈落と神無。

神無と白夜のダチョウ倶楽部ネタに
奈落もノッてくれた。

「そんなことをしている場合ではない!」
奈落が仕切り直す。

(だが、そうこうしているうちに
ムダに勤務時間が過ぎて行く人見一家)

実はさっきのくだりは神楽のことを想った

白夜の足止めであった。
奈落はなかなか神楽の部屋へ行けない。

一方、神楽は口が疲れたから休むと言い訳を使って休みつつ、
思い立ったが吉日とばかりに羽飾りを飛ばして
南の島の、サラサラとした砂浜に面した青い海に
一人バカンスに来ていた。
周囲にはヤシの木群、
夏の海の洋装につばの広い
赤い可愛いリボンの付いたオシャレな麦わら帽子、
キリッとしたサングラス、
そしてパラソルの下でビーチ用の寝椅子に座って
くるくるしたストローでアイスティーを飲んでいる。

「ふうっ、せいせいした」
神楽は日頃の鬱憤を晴らしていた。

(だが、帰ったらまた怒られるのは確実である)

神楽はそんなことも考えず、
穏やかな海を眺め、波の音に耳を澄ましながら
トロピカルな南の島の海を満喫していた。

 



おわり

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。