被災された皆様の無事をお祈り申し上げます。
36年働き、定年退職した翌日は、次の仕事場に出勤。新しい仕事場は、少数精鋭の小所帯であるけれども、前職からの現役派遣者にOBもいて、まるで異動したよう。
しかし、小生にも責任感のかけらがあったようで、卒業した翌朝、本当に肩の荷が下りたことを実感。4万人の児童生徒の命をどれほど自覚していたのか、その責任感を我ながら思い知らされたのでありました。10年の教育畑に10年の児童青少年畑が特に、肌に合ったなあと思い出しながら、借地借家法のコンメンタールを自家薬籠中のある日、突然、旧共済組合から一通の封書が。
”ハテ？”
開封してみると、なんとステキなプレゼント。使ったことのない、保養所の一泊二日プレゼント券でありました。
わたくしめも週５日勤務、奥方様は相変わらずの自営業という訳で、この券が届いてすぐ、お互いのスケジュールを調整。卒業旅行はハワイ島に帰る！と決めていたので、正月明けの土日にようやく実現。
非日常を味わう恒例の儀式は、川崎駅のどうとんぼり神座（かむくら）から。まずは生でガチャンね。アテは餃子にチャーシュー麺を所望。
特にライクフレンチなスープにチャーシューが秀逸。味変のニラ辛味漬もすばらしい。
とても良い感じに儀式を終了させ、いざ、鈍行の旅へ～といきたいところですが、都合の良い鈍行がなく、踊り子号で熱海まで。車内は、満席状態。子ども連れも多く、コロナが明けたことを再実感。ウィズ感染症で行くしかないなあと感じるも、高齢者施設や病院は変わらず面会が厳しく、その塩梅が肝要でありましょうね。
湯河原、熱海とメジャーどころを過ぎ～というか、熱海で乗り換え、念願の鈍行列車に。
こちらに乗って、無人駅の伊豆多賀で下車よ。
いや～、趣は満点！テイスト昭和ね。
奥方様も良い笑顔。駅舎からすぐの階段を上から見ると～
ドン！と海。
日本の海もキレイですな。なんというか、見慣れた安心感があります。
ちまっとまとまった駅前に、電線、電柱。昭和ですな。好きよ、昭和テイスト。
なんの木か判りませんが、時期が来たらさぞかしキレイな駅前でしょうね。
海に向かって坂道を降り、途中から階段＆道のハーフ＆ハーフ。
でっかい琵琶の木が。これは、実が楽しみな高木ですな。
そして海岸。子ども連れも安心な小湾。そういえば、お子が小さい同僚達は、本日のお宿を常宿にしていたファミリーが沢山いたことを思い出しました。
右が網代、左は熱海。温泉宿や別荘が多々、林立しておりますね。
風は強め、波は凪。
冬の日本の穏やかな海で、奥方様をパチリ。
入り江が狭いく続いているので、大地震の際はてんでんこが必須。
奥方様のポーズは、ライクハワイ
日曜日は、宿の目の前の公園で、催しがあるようですな。
本日は海産物展をやっておりました。我々は伊東の焙煎士さんのコーヒーに舌鼓。伊東からの青磯海苔をゲットして、さあ、お宿へ向かいましょう。
バスをお待ちの方もいらっしゃいましたな。がんばっているよね。
そしてお宿に到着。いや～、昭和チックで馴染みます。
四階の和室に到着。東南向き。いやあ、風光明媚ですな。
こちら真東、網代方面をパチリ。
そして、こちらが噂に聞いた、シーサイドいずたが名物のいずたが特別会席。利用者の皆様が口々に”食べきれない””残した”と仰るボリウム。偶数日のお泊りはヒレステーキ、奇数日のお泊りはヒレステーキにロブスターの香草焼。偶数日は鮑の踊り焼き＆リブロースステーキ。今回は奇数日のお泊りでしたので、次は偶数日狙いね。机一杯に料理が並ぶ様も、昭和温泉宿の真骨頂！いや～、大好き。
前菜は四品。テリーヌに鯛寿司、豆腐に浅利の酢味噌和え。
御造りはホッキに鯛、ほうぼう、鯵。
ヒレステーキは乾杯早々、ジュージューいっているうちに、いただき、
河豚鍋は、フィナーレ前に、
茶碗蒸しは、冷めやらぬ内に、
煮物は鰤大根にしし唐。
ロブスターの香草焼きをいただき、
終盤、鍋に着火。日本酒のテリトリーですな。
この釜めし、サツマイモの甘み付けだけでなく、米そのものが美味しくて驚かされました。窯でたくだけで、こんなに美味いのかね～。
赤出汁と釜飯は、残りのアテと一緒に完食。
デザートまで、しっかり堪能させていただきました。
いや～、ご馳走様
ビール１本と日本酒２合もゴチ。お陰様で、素晴らしい宴となりました
素敵な思い出、そして、労いの旅をありがとうございました！！
素敵な思い出、そして、労いの旅をありがとうございました！！
はい、完食です！！
そして、速攻で黄泉の国へ
布団もテキパキとひいて下さったお陰よ、本当に、ありがとうございました。
そして、翌朝、はい、また、呑んでます
チェックアウトは10時の予定が、11時。いや～、大満足の卒業旅でしたよ。
この場をお借りし、36年間お世話になった御礼を。
まっこと、ありがとうございました！！
皆様のご健勝と無事、発展を、末永くお祈り申し上げます。
では、また！！
オマケ、たろうちゃんの鼾