明けましておめでとうございます。
 
 2024年元旦の16時10分、東京都稲城市でも、東日本大震災を想起させられる、長い揺れが続いた。これは大地震だとメディアを確認した。
 本日になって、3年続く能登半島珠洲市での令和3年5月に起きた震度6.5の地震に対する研究機関の分析を受けた警鐘に関する記事が発表された。研究機関によると、今後震度7クラスの地震の発生の可能性を予知しており、それが昨日実際に起きてしまった訳である。
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珠洲市では2023年5月にも、震度6強を観測していました。

【図を見る】地震発生のメカニズム・北側の海域に広がる震源など

この震度6強の後、研究者の間では大きく分けて2つのシナリオが考えられていました。そのうち「一番怖いシナリオ」と考えていたのが、「流体が活断層の深い所に達して、それがきっかけで大地震が起こる」こと。2023年5月のM6.5の地震が、“珠洲沖セグメント”と呼ばれる活断層でも地震を誘発するという考えです。
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 前職では、避難所開設の責任者を仰せつかってきた。年に2回様々な所で防災訓練を実施する。そこでまずやることの最初は、仮設(組立式簡易)トイレの設営だ。次に仮設授乳等テント、仮設テント、そして、マットの類と続く。それらを、地元町会と一緒にやって、初動が自主的に出来るようにトレーニングする。
 報道を見ていて驚かされた。流れないトイレで直接排泄をしてしまい、使用不能となり悪臭に悩まされているというのだ。それをやってしまうと、すぐに、避難所(学校)中が悪臭等に汚染され、閉鎖しなければならない事態となる。ましてや、3年群発地震が続いた現地で、大地震に備えたトレーニングが為されなかったのか、悔やまれる。
 地震大国日本。天災は時と場所を選ばない。この教訓を活かし、何をまず行い、どう身を保全し、どう動くか、それを3日、1週間、ひと月の単位で想定し、家族と打合せをしておく必要が必須であろう。
 今はひたすら被災地の皆様の、無事を祈るばかりだ。
 本年もどうぞ、よろしくお願い致します。
 

 
 PS
数少ない、秀逸な情報を。