畑の緑と、紅葉と、雪山と。美しい山々と、山々の厳しさ。そして、人の情の有り難さを思い知る閉山でした。


雨の中、立川からあずさに乗って一路小淵沢へ。小淵沢からはトレンタ君で、トヨタヴィッツに乗り、レッツゴー。標高1400m。入笠山の並び、沢入山は中腹、旧長野県地域開発公団が分譲した、青木の森。その1番てっぺんに山小屋があります。


 今回は、老朽化し崩れだした木製枠の階段の上に、登山道用の鉄製階段設置工事の確認がてら、水抜き閉山へ。こちらの写真は工務店から送ってきた仕上がりフォト。否が応にも、盛り上がりますな。


行きのあずさのお楽しみ、お弁当タイム。天重に鯵鮨。


美味い!!
さて、小淵沢は雨。階段は概ね良好。一旦山小屋を開けてから、灯油を買い戻ります。いや〜、この時はまさかの雪を予測出来ず。


持参のワインと立川駅で購入したおかずで、ガチャンをし、


分厚い豚カツを頬張り、


昏倒すると〜


やけに静かな朝、鳥の声が皆無。
嫌な予感。
窓をあけると〜


あれま〜、雪国に早変わり。


しかも、現在進行系、サラサラと降っとります。


外に出ると、気温は0.℃。凍結、始まってますな。


急いで、長靴をワイパー替わりに階段の雪を払い、車に到着。FFの全天候タイヤでも、登坂を漕げず進めず。
さて、チェーンを探すも見当たらず(チェーンはオプションで、乗せておりません〜トヨタレンタリース小淵沢担当談)
除雪カーを依頼すると、「積雪10センチを超えないと、やりませーん」(八ヶ岳高原リゾート総務課談)
以前は、ホイホイやってくれたのですが、ね。


そして天候は、降ったり吹雪いたり。


食材は、カップラーメン2個に、炊きたて2合のバスマティライス。一個を奥方様とシェアし、幼なじみに電話相談、「宴は中止ですかね~」とお話しすると、電話はいっちゃんへ。「家のジムニーなら平気!」と、決行を示唆。ユキ樣に「あいにく、カレーの食材買ってなくて〜」「買ってく、買ってく、何買えばよいの??」「白身魚350に、玉葱・トマトいっこずつでぇ〜」と、ほぼほぼ決行の流れに。
吹雪いてきて弱気になると「ジムニー四駆ダイジョブオッケー!!」
と、心強いお言葉とともに、4時、お二人が上陸。


しかも、トロットロのみぞれ入り特製蕪の御椀(いっちゃん農園無農薬食材、いっちゃん作)、リンゴと大根のサラダ(ユキ樣作)


そして、豚肉特製ソース(ユキ樣作)
更にいっちゃん農園無農薬食材オールの超贅沢蒸鍋(いっちゃん作)
いや〜、人の情とテロワール豊かな食のお陰で、ホカホカ(ベロベロ)になりました〜。
持つべきものは、友達ですね。


最終日の朝。
完璧なアイスバーンが溶け出した頃に、水抜きを終え、2023年の閉山完了。
無事の下山となりました。
1100m付近では、舗装路そのもの。


さらには、同僚のご実家まで下りると、予測を超えた、


グレイト・ビュー!


茅野のジルママ宅にお邪魔しお母様のお悔やみを申し上げ、いっちゃん宅へ。
昨夜いただいた、和山椒をパチパチカットし(ゲット)


いただいた柿を愛でて、 


ローズヒップをパチパチ(強奪)


小淵沢にてレンタカーを無事返却。
お楽しみの丸政そば小淵沢店にて、天玉と、


奥方様は舞茸天


ミニツララのオマケね。



帰ります。


この場をお借りし、原村いっちゃん農園夫婦の御懇情に、深く御礼申し上げます。
ありがとうございました!!