思い通りいかないことに対峙する。何と言っても思い通りにならない時の最悪手は、逃げること。

 だから逃げずに見つめ、考えて方法を模索する。やり方を変えて、再度試みる。

 それが対人関係の場合なら、距離を取り、全体を眺めてみることも大切な要素になる。グッとこらえて見守る。言いたいことを整理してから、見極めて口を出す。相手から伝わる生理をまずはレシーブしてから、手を出す。意見は、解りやすい言葉で伝える。決して感情的にならない。

 これだけでも、大変なことだ。書いたものを読まなければ判らないほど、多様性に富んでいる。

 そして、最も大切なことは、自分の成り立ちを、省みることだ。『cogito, ergo sum』まず、感じた元となる土壌は貴方を育ててきたあらゆる土壌だから、だ。しかし、その時に大切なコツは1つだけ。過去の自分を責めないこと。悔いは捨てること。愛でて、愛すること。これも日々癖にしなければ、時間がかかるもの。

 さらに大切なことは、自分への振り返り以上に、相手の過去の情報も、振り返ること。これは自分を振り返る以上に、必須なこととなる。

 今が一番若い自分。

 今以降が、大切な、貴方の道。

 自由に、思いのままに出来る唯一無二の大切な人は、貴方自身。

 貴方が産まれて世界は初めて出現し、貴方と共に在る。

 さあ、歩きましょう。