まずは世界選手権銅メダリストの
“テクニシャン”セルゲイ・デレビヤンチェンコのディフェンス力とハンドスピードを確認すると、先日村田を破ったロブ・ブラントのスケールアップバージョンであることがわかる。そのIBF世界ミドル級1位セルゲイ・デレビヤンチェンコが元WBA世界ミドル級王者のダニエル・ジェイコブスと本日マッチアップ。結果はスプリットでジェイコブスに軍配が上がった。その試合のハイライトが次のリンクで。
ディフェンス・オフェンスともに両者とも攻防兼備。すさましい高次元の戦闘能力を披歴したマッチアップでありミックスアップだ。
また、WBCミドル級暫定チャンプのジャーモール・チャーロのKOハイライトを見てみよう。
こちらもロブ・ブラントとの対峙を想定してみると、ハンドスピード、ディフェンス力、当て勘、パンチ力というあらゆるエレメントにおいて、残念ながら、凌駕していると言わざるを得ない。
したがって村田選手の勝機は限りなく少ないと言わざるを得ない。