日産「ティアナ」の広告。



このCMで使われている音楽は、

ジャズピアニストであるビルエヴァンスの「ワルツ・フォー・デビー」


男性篇・女性篇の二つあるCMは両方とも、

「OMOTENASHI」をコピーとするように「和」を訴求したCMで、

まるで、外国人に対して日本車の良さを訴えるかのような印象だ。

日本人の感覚が、アメリカナイズしていると考えているためなのだろうか。


だからこそ、日本人へのCMなのに、

音楽もアメリカ音楽の象徴であるジャズを使っているのでしょうかね。


そもそもジャズがCMのBGMで使われることは多い。

例えば、昔JRのCMでは「マイ・フェーバリット・シングス」が同じように「和」を訴求するCMに使われている。


厳密にはジャズの曲ではないが、「ダニー・ボーイ(ロンドン・デリー・エアー)」は、

最も多くのCMで使われている曲ではないだろうか。


最近でも、みずほ銀行、アコム、どこかのドラッグストアなど、本当によく耳にする。

影のCM音楽のキングである。