理化学研究所(RIKEN)と富士通(Fujitsu)は20日、共同開発中の次世代スーパーコンピューター「京(けい)、K」が同日発表のスパコン世界ランキング「Top500」で1位になったらしい。



早速、「京(けい)、K」をwikiで調べてみた。



【京(けい、英:K computer)】とは、文部科学省を中心に開発が進められている次世代スーパーコンピュータシステムの名称(愛称)である。従来は「次世代スーパーコンピュータ」、「汎用京速計算機」、「京速」などと呼ばれていた。



理化学研究所次世代スーパーコンピュータ開発実施本部を開発主体として、総事業費約1120億円を投じ、2012年の運用開始時に理論演算性能10ペタフロップス(演算速度は毎秒1京回)の達成を予定している。2011年6月、LINPACKベンチマークにおいて8.162ペタフロップスを達成し、TOP500リストの首位を獲得した。



【概要】次世代スーパーコンピュータプロジェクトは、2005年に文部科学省と理化学研究所で開始され、2006年に国家プロジェクトとなった。プロジェクトの目的は、過去に世界最高性能を記録した数値風洞、CP-PACS、地球シミュレータに続くナショナル・リーダーシップ・スーパーコンピュータ[4]の構築、およびプロジェクトを通じた計算科学・計算機科学分野の人材育成である。今後5-10年の計算需要に基づき、性能目標のひとつとしてLINPACKベンチマークでの10ペタフロップス達成を掲げている。



特定分野に特化した専用機ではなく、幅広い用途に応用できる汎用計算機である点を特徴としている。当初はベクトル機・スカラ機からなる複合型を計画していたが、2009年5月のNECの撤退により、スカラ型に設計が変更された。



2009年11月の事業仕分けで、事実上の凍結と判定されたことを機会に、各種の議論が行われた。



【費用】構築費は2009年度(平成21年度)時点で約1120億円(1020億円の国費と100億円の民間資金持出額)を見込んでいる[52]。 また運用費は年額80億円(電力代22~29億円、計算機等保守費23~32億円、運営費12.6億円、その他保守費14~17億円)を見込んでいる [53]。





■既に、NECや日立が本事業より撤退している中、理化学研究所と富士通には頑張っていただきたい。

■本当に心から喜べるいいニュースだ!!