バングラデシュで太陽光パネルを導入した世帯数が100万世帯に達したらしい。



バングラデシュでは、人口約1億5000万人のうち6割が電気のない生活をしており、特に農村地帯には無電化地域が多く、NGOの協力で太陽光パネルを導入する動きが進んでいる。



100万世帯は何人なのか? 

下記リンクで調べて、バングラデシュの平均世帯数は5.7とわかった!



■世界の平均世帯数

http://www.stat.go.jp/data/sekai/pdf/02h01.pdf



平均1世帯5.7人と仮定すると570万人が対象になり、570/15000=26.3人に1人が太陽光パネルを使っていることになる。



しかし、6割が電気の無い暮らしをしているとは驚いた。



そういう意味では、残り4割の6000万人のうち、570万人が太陽光パネルを使っていると考えると、

何と!電気を使っている約10人に1人が太陽光パネルを使っていることになる!!





そもそも、「太陽光パネル」とは?Wikiで調べてみよう。



【ソーラーパネル(solar panel)】は、太陽電池をいくつも並べて相互接続し、パネル状にしたもの。太陽電池パネル(photovoltaic panel)、太陽電池モジュール(photovoltaic module)とも。ソーラーパネルはさらに大きな太陽光発電システムの部品として使われ、商用や住宅用に電力を供給する。



1枚のソーラーパネルが発電できる電力は限られており、通常は複数枚並べて設置する。これを太陽電池アレイと呼ぶ。太陽光発電には、ソーラーパネル群、インバータ、二次電池、それらをつなぐ配線などが必要である。



太陽光発電システムは電力網と接続することもあるし、接続せずに単独で使用することもある。また、人工衛星や宇宙ステーションでもよく使われている。



【構造と仕組み】



ソーラーパネル上で太陽電池が相互接続されている。ソーラーパネルは太陽からの光エネルギー(光子)を使い、光起電力効果を応用して電気を発生させる。モジュールの構造を保持するのは上層の場合(表板構造)や下層の場合(基板構造)がある。よく使われるのはウェハーベースの結晶シリコンを使った太陽電池とカドミウムテルル化物またはシリコンを使った薄膜型の太陽電池である。結晶シリコンは半導体製造の原料でもある。



太陽電池を実用的なものとするには、まず複数の太陽電池を電気的に相互接続し、システムの他の部分と接続しなければならない。また、製造・輸送・設置・利用の各段階で壊れないよう保護する必要がある。特に、雹(ひょう)や雨、積雪の重みが問題となる。特にウェハーベースの太陽電池は脆いので注意が必要である。湿気が内部に入り込むと金属の配線や接続部分が腐食する危険性があり、薄膜型の太陽電池や透明導電性薄膜層も湿気に弱いため、注意しないと性能低下や寿命短縮に繋がる。



ソーラーパネルは硬いものがほとんどだが、薄膜型の太陽電池を使ったものは柔軟性のあるものもある。



必要な電圧を確保するため、直列に太陽電池を接続し、電流を確保するためにそれらをさらに並列に接続する。



一部または全部が影に入ったり、夜になると電流の逆流が起きることがある。それを防ぐため、別途ダイオードを使うこともある。単結晶シリコンの太陽電池のpn接合は光が当たっていないときに逆電流を生じさせる特性があるが、これは不要である。逆電流は単に電力を無駄に消費するだけでなく、太陽電池が熱を持つという問題もある。太陽電池は高温になるほど効率が低下するため 、ソーラーパネルはなるべく熱を持たないのが望ましい。冷却を考慮した設計のソーラーパネルはほとんどないが、設置する際に背面から放熱できるようにするなどの工夫をすることが望ましい。



最近のソーラーパネルには、レンズまたは鏡を使って太陽光をより小さな太陽電池に集める集光装置を採用したデザインのものもある。単位面積当たりの単価が高い太陽電池(ヒ化ガリウムを使ったものなど)を使って比較的安価なソーラーパネルを作ることができる。



ソーラーパネルの構成によっては様々な波長の光で発電できるが、一般に太陽光のあらゆる波長をカバーすることはできない(特に紫外線、赤外線、間接光など)。つまり太陽光エネルギーの大部分を捨てていることになる。ソーラーパネルは適切な単色光を照射したとき最も効率がよい。そこで、太陽光を複数の波長に分け、それぞれのビームをその波長が得意な太陽電池に当てるという仕組みのソーラーパネルが提案されている。また、赤外線を中心として発電できる太陽電池を使ったTPV(熱起電力)発電も提案されている。



ソーラーパネルの効率を表す太陽光変換効率は、市販されているもので5%から18%となっており、一般にパネルを構成する太陽電池単独の効率より低い。



【上位10社:2009年に生産したソーラーパネルの発電量で比較した上位10社は次の通りである。



ファースト・ソーラー(アメリカ)

サンテックパワー(中国)

シャープ(日本)

英利(中国)

トリナ・ソーラー(中国)

サンパワー(アメリカ)

京セラ(日本)

カナディアン・ソーラー(カナダ)

ソーラーワールド AG(ドイツ)

三洋電機(日本)



【価格】長期的に見れば、ソーラーパネルの価格は低下している。1998年には1ワット当たりのコストは約4.5ドルだったが、1970年には1ワットあたり150ドルで、33分の1になっている





■日本も太陽光パネルが流行るかな?